製法が気になる2025年12月02日 20:08

製法が気になる
 最近知り合った人にこんな新製品をもらった。
別々に作って後から合体するのは難しいので、同じ素材の外に白カビ、中に青カビを植えるのだろうと。
どうやって作るのか興味を引かれる。
 動画を見ると、生乳に青カビを混ぜてしまうようだ。それに白カビをはやす。
チーズの穴は自然にあくものだが、わざと穴を開けて空洞をつくることでそこに青カビが増えるのではないかと。
 味はかなりカマンベール寄り。ブルーは控えめ。

◆明治がカマンブルーを新発売 十勝チーズ研究センター産の第1号に
https://www.youtube.com/watch?v=zRBy_S9Yry0

やっと会えた海のピラニア 鮍 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(20)2025年11月28日 23:36

やっと会えた海のピラニア 鮍 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(20)
「今日カワハギあるんだ」
「ありますよオ。今日入ったんです」
「でもメニューに書いてなかったよね」
「わからなかったの。7時に入ったから」
「写真撮りました?」
「忘れてた。カワハギに会えた喜びでいろんなものが飛んじゃった」

 フグの仲間だけど平べったい菱形の魚。初めて食べたのは博多のランチの定食だった。そのころは東日本ではほとんど見かけなかった。江戸前でもよく目にするようになったが、ここ1年ぐらい全くない。
 冬、産卵に備えて栄養をため込む。ブリなどと違い、脂肪がほとんどない。ためる場所は肝臓だ。大きくなった肝を乗せ、煮切りしょうゆを塗って食べる。大昔、大阪で「怪しげな店はフグと称してカワハギを使っている」という都市伝説を聞いたことがあるが、個人的にはフグよりうまいと思う。4大好きな寿司ネタの中でも一番。
 大きくても30センチほどだが、見かけによらず凶暴な肉食性。つめ切りのような頑丈な歯を持つ。釣り針にかからず餌だけ食いちぎるので、餌取り名人の異名がある。大好物はエチゼンクラゲ。コラーゲンというたんぱく質の塊だから、筋肉質のカワハギにはもってこいだ。
 のとじま臨海公園水族館(石川県)で能登のカワハギ漁の話を聞いたことがある。直径3~4メートルのかご状の網の真ん中に、エチゼンクラゲをつるす。網を沈めるとカワハギやウマヅラハギが集まってくる。エチゼンクラゲにくっついて回遊するカワハギの稚魚もいるという。食べられる家に住んでいるようなものだ。
 「水族館でも弱ったエチゼンクラゲをカワハギの水槽に餌として入れたことがあるが、カワハギが群がり、周りにボールができ、クラゲが見えなくなった」
 エチゼンクラゲは2メートルにもなる。人間が10メートルの大ダコにかみつくようなもの。まるで海のピラニアだ。エチゼンクラゲに刺された魚はぼろぼろになるので、普通の漁では網にかかるのを嫌がる。皮が硬いカワハギは刺されても平気らしい。この皮が簡単にはがせることが名前の由来。漢字では皮剥とも書く。ハゲと呼ぶ地域もある。
 漁師の嫌われ者、エチゼンクラゲをおいしいカワハギの養殖に利用できないものだろうか。

フグ目カワハギ科カワハギ属

◆今日の31貫
北海道イワシ、富津の真鯛、徳島鯵、山口煮アワビ、三重サワラ2種、平目、東京湾エボダイ、鹿児島カンパチ、北海道ボタンエビ、メカジキ、青柳、メジマグロ、東京湾春子タイ、東京湾蛸、北海道松皮カレイ、エンガワ、島根ヤリイカ(ゲソ、エンペラー耳、身)、徳島鯵、北海道生ニシン、サヨリ、金目鯛昆布〆、北海道アン肝、赤貝、宮城県のかます、こはだ、車えび、スミクイウオ茨城、うに

◆そのほか
お通し メカジキの血合い
岩手赤崎牡蠣、サヨリ皮、焼きハマグリ
卵焼き、中落ち巻き

◆今日の酒
長野明鏡止水、日高見初しぼり霞酒、会津中将

■のぶっこ 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(1)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/01/20/9748644
■寒鰆(カンザワラ) ピンク色は赤身白身どっち? 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(2)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/02/07/9753032
■豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました 番外 曇りSAKE
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/02/13/9753885
■黒鮪(クロマグロ) 海の可変翼戦闘機 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(3) スズキ目サバ科マグロ属
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/02/27/9757648
■アイナメ(鮎魚女)飯泥棒みたいな二つ名 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(4)カサゴ目アイナメ科アイナメ属
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/03/28/9757858
■初鰹は本当は旬ではない 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(5)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/03/28/9764356
■だいぶ遠い他人のアヤカリタイ 金目鯛 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(6)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/04/11/9767684
■本鱒(ホンマス) 区別に意味がないサケとマス 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(7)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/04/26/9771020
■ウッカリカサゴ、ユメカサゴ 仔魚を産むと思われていたのに 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(8)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/05/10/9774518
■鱚(キス) BSS(僕が先に好きだったのに) 白身は釣りたて締めたてはうまくない 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(9)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/05/25/9778112
■塩も体の膜を通る 鱸(スズキ) 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(10)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/06/12/9782032
■豊洲一の人気店・寿司大とは 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました 番外
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/06/26/9784957
■寿司大ってどうやって入る? 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました 番外
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/06/29/9785666
■新子(シンコ) 出世するほど評価が下がる 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(11)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/07/08/9787571
■ワラサ ハマチは禁句 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(12)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/07/26/9791486
■ニシン(鰊、鯡) 青魚は赤の他人のそら似 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(13)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/08/05/9794186
■親の七光りとは失礼な カスゴダイ 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(14)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/08/22/9797667
■白身魚はネコ型短距離選手 マゴチ(真鯒) 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(15)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/09/02/9800496
■主役降板はホント? マイワシ、サンマ 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(16)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/09/12/9802499
■鮭は白身 赤い理由が赤身と違う 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(17)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/10/15/9809531
■氷見のブリなんて誰も買わねーよ 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(18)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/10/25/9812578
■DHA、EPAは初鰹の8、10倍 カツオが戻ってきた 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(19)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/11/07/9815360

超難問2025年11月25日 16:08

超難問 
わからんかった

箱寿司下克上は地方出身者に化けた都民のせい 大阪寿司は江戸の方言 東京土着民にしか通じない((14)2025年11月19日 17:07

箱寿司下克上は地方出身者に化けた都民のせい  大阪寿司は江戸の方言 東京土着民にしか通じない((14)
 この大阪寿司の連載に対して「押し寿司がうまいと思ったことがない。というか寿司って名乗るのはいかがなものかと」というコメントがあった。好き嫌いは個人の勝手だろうが、押し寿司に寿司を名乗る資格がないかのような言い方はいただけない。かつて、江戸でも寿司といえば箱寿司を代表とする西日本由来の寿司のことであり、江戸時代後期に屋台のファーストフードとして生まれた握り寿司は邪道扱いだった。店で出す王道の寿司ではないからこそわざわざ江戸前寿司と呼んで区別(差別?)しているのだ。
 その箱寿司がなぜ江戸前の握り寿司に下克上され、江戸前が全国を支配するに至ったのか。それは、上記コメントのような「東京の常識は日本の常識」だと思い込むような東京の田舎者(首都とはいえ東京も一地方)的発想と関係がある。
 文化人類学者の石毛直道氏は「別冊サライ大特集鮨」の中で、握り寿司が全国区になり、箱寿司が広まらなかったのは、東京が日本の首府になったことが決定打と語る。
<明治になると新政府は政治の中心である東京の文化を「国民文化」にしようとします。言葉も東京の方言が標準語と呼ばれて、あたかも標準語以外は日本語にあらずのような扱われ方をします。日本人の間に根強く残る単一民族思想なども同じですが、国威を発揚し富国強兵を目指していくために国民文化は意図的に作られたものです。
 この政策に箱ずしは大打撃を被る。(中略)明治二十五年になると大阪市内のすし屋は大半が握りずしに変わったとの記録が残っています。たかだか三十年ほどで箱ずしが駆逐されるのは驚くべきことです。握りずしは標準語が広まるように東京の文化として大阪だけでなく全国に出ていったのでしょう>。
 つまり、上記コメントに見られるような東京の文化こそ王道たる国民文化という誤った思想は明治政府によって意図的に植え付けられたものということだ。
 ここで、新たな疑問が生じる。幕府を倒した維新の中心人物や明治政府の要人はほとんどが薩長を始めとする西日本の出身者だ。岩倉具視や西園寺公望ら公家が京都出身なのは当然として、伊藤博文、木戸孝允(長州)、西郷隆盛、大久保利通、山縣有朋、黒田清隆(薩摩)、板垣退助、江藤新平(土佐)、大隈重信(佐賀)など。例外は、官軍に最後まで抵抗して降伏した榎本武揚(江戸)ぐらいだろう。
 なぜ彼ら西の藩士たちが江戸を首都に決め、江戸の方言を日本の公用語にしたのだろうか。学校で方言を話した生徒を罰としてさらし者にする方言札は沖縄以外に鹿児島や東北でも使われたというが、政府の要人たちは自分たちにとっての故郷の言葉を弾圧するようなまねをどうしてしたのか。
 これについて、おもしろい説を聞いた。
「彼らは、東京民(江戸人)が地方出身者に化けているだけ」
 260年間の江戸時代、大名の妻子は人質として江戸に置かれた。大名は成人して家督を継ぐまで江戸で育つ。大名になってからも参勤交代でたびたび江戸に暮らし、藩の内政や外交も江戸藩邸が中心になることもあった。側近の藩士も江戸で暮らす。幕閣や他藩との交流に用いられる共通語もおそらく江戸弁だ。
 松下村塾で志士の思想に影響を与えた吉田松陰も若い頃幕府の平坂学問所で学んでいる。尊皇攘夷思想や開国論も江戸での人脈、交流が育んだものというわけだ。
 つまり、彼らにとって、出身藩は戸籍上の本籍地のようなもので、学び、友や人脈を作り、地縁、血縁で結ばれた故郷は精神的にも実質的にも江戸だった。
 この仕組みは現在にも当てはまる。
例えば、安倍晋三元首相の祖父である岸信介元首相や安倍寛衆院議員、大叔父の佐藤栄作元首相は山口出身。父の安倍晋太郎元外務大臣も生後すぐに山口に移り、大学進学まで住んでいた。しかし、安倍元首相本人や実弟の岸信夫元防衛大臣、後継の岸信千世衆院議員は東京で生まれ育っている。学歴も安倍元首相は成蹊の小学校~大学、岸親子は慶応の幼稚舎~大学。
 国会議員の多くを占める世襲議員は大抵がこのような「地方出身者のふりをした東京都民」なのだ。地方に選挙区という票田を持つこの構造は、平安時代に京都の貴族が地方に領地を持っていた荘園制とも通じる。

◆インド名物はインドカレーと言われたような違和感 「大阪寿司」は東京土着民にしか通じない江戸の方言(1)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/05/19/9776452
◆大阪のお寿司との違いは? 「大阪寿司」は東京土着民にしか通じない江戸の方言(2)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/05/21/9777055
◆いつから使われ出した?「大阪寿司」は東京土着民にしか通じない江戸の方言(3)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/05/23/9777235
◆残る老舗3店 「大阪寿司」は東京土着民にしか通じない江戸の方言(4)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/05/25/9777405
◆茶巾は東京生まれ 「大阪寿司」は東京土着民にしか通じない江戸の方言(5)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/05/26/9778091
◆リトル大阪があった 「大阪寿司」は東京土着民にしか通じない江戸の方言(6)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/05/30/9778999
◆ 消えた名店 「大阪寿司」は東京土着民にしか通じない江戸の方言(7)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/06/03/9779832
◆確かにあった 「大阪寿司」は東京土着民にしか通じない江戸の方言(8)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/07/13/9788348
◆本物の箱寿司は卵焼きが甘かった 「大阪寿司」は東京土着民にしか通じない江戸の方言(9)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/08/02/9793037
◆半世紀前から辞書に掲載 「大阪寿司」は東京土着民にしか通じない江戸の方言(10)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/08/18/9796765
◆女50歳からの東京 「大阪寿司」は東京土着民にしか通じない江戸の方言(11)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/09/06/9801365
◆薩摩揚げも東の方言 「大阪寿司」は東京土着民にしか通じない江戸の方言(12)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/09/11/9802502
◆240年前に萌芽 江戸前は鰻の事  「大阪寿司」は東京土着民にしか通じない江戸の方言(13)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/09/17/9803578

こんな頃もあったよね2025年11月17日 11:49

こんな時代もあったよね
 英王室専門記者の新著The Windsor Legacyの紹介によると、ダイアナの遺体とともにパリから帰ったチャールズはエリザベスの側近に「最初の頃私たちは心から愛し合っていた」と語ったそうだ。
 ウイスキーの会で、ブレンデッドスコッチのBell’sのボトルを見せてもらった。創業者Bellの名前はウェディングベルを連想させて縁起が良いので贈答用にもよく使われるそうだ。
 チャールズ皇太子のチャリティーコンサート(The Prince's Trust)やエリザベス在位50年記念バッキンガム宮殿庭園コンサート(Party at the Palace)には、エリック・クラプトンやエルトン・ジョンなど名だたるミュージシャンが集まる。ポール・マッカートニーがHey Judeなんかやろうものならド世代のブレアの奥さんなんかいっしょに口ずさんでるし、I Saw Her Standing Thereが始まればダイアナはリズムに乗って軽快に踊っていた。そんな中、このノリに全くついて行けてないのが、チャールズ。その頃からジェネレーションギャップきついなあと見ていた。
 うまく行かなくなった理由は多岐にわたるのだろうが、ロイヤルファミリーは幼い頃から、どこに行っても自分が最も注目を集め、最も大事にされ、敬愛されることが当たり前で育っている。ところが、ダイアナがプリンセスになってからというもの、どこに行ってもダイアナばかりワーキャー騒がれ大人気で、ダイアナより高位な自分たちが無視されるようになった。当然、側近たちも自分たちの主人がないがしろにされたと感じ、面白くないだろう。そういうウィンザーファミリーの嫉妬が最大の原因だったのではないかと個人的には思う。

(*)Hey Judeは2002年のParty at the Palace、I Saw Her Standing ThereはThe Prince's Trust 1986


◆20種のウイスキーを堪能
http://kajiyan.asablo.jp/blog/2020/08/04/9275273
◆禁酒法時代また延長
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2021/05/31/9383188
◆2月はオールドパーとストーンジャグコレクション
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2021/05/22/9380150
◆新年最初はジョニーウォーカーコレクションだった
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2021/05/13/9377278
◆30種類飲んだら二日酔い
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2020/09/05/9292444
◆ウイスキー40種一気飲み 半年ぶりの秘密のバー
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2021/10/26/9435233
◆今月はバランタインを一気に
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2021/11/26/9443269
◆ 元素を飲む Cu,C,O Grants Elementaryシリーズ
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2021/12/13/9447744
◆利きスペイサイド
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/07/04/9786634
◆特級特集
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/11/16/9817726

特級特集2025年11月16日 21:18

特級特集
 お酒博士のウイスキーテイスティングの会。今年4回目の参加。
今回はThe Premium Old Bottle Limited Collectionと題して、1970~80年代に日本に輸入された特級表示のブレンデッドスコッチウイスキー(12年熟成、43%)の特集。
 5-8cc程度を30杯以上飲んだらさすがにしんどくなった。賞味コップ1杯ぐらいの量なんだが。

◆20種のウイスキーを堪能
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◆禁酒法時代また延長
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2021/05/31/9383188
◆2月はオールドパーとストーンジャグコレクション
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◆新年最初はジョニーウォーカーコレクションだった
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◆30種類飲んだら二日酔い
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◆ウイスキー40種一気飲み 半年ぶりの秘密のバー
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◆今月はバランタインを一気に
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◆元素を飲む Cu,C,O Grants Elementaryシリーズ
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◆利きスペイサイド
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英世は意外に貴重2025年11月13日 13:01

英世は意外に貴重
 飲み物を買おうとしたら、電子マネーの使えない自販機だった。
今時電子マネーが使えないようなマシンだから当然新札にも対応していない。
柴三郎を入れるとはき出す。
しばらくは英世の手持ちが必要だ。

DHA、EPAは初鰹の8、10倍 鰹が戻ってきた 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(19)2025年11月07日 19:28

DHA、EPAは初鰹の8、10倍 鰹が戻ってきた 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(19)
「今日は何かつまみます?」
「せっかく戻ってきたんだからカツオを。急に寒くなったからあわてて降りてきたんじゃないですかね」
やはり、戻りの方がうまい。
 第5回で初鰹は旬のカツオではないことを取り上げた。
カツオは暖かい水温を好み、赤道近くでは1年中産卵しているらしいが、春になると黒潮に乗って日本近海に近づいてくる。この上りカツオのはしりが初鰹だ。
 本州をさらに北上したカツオは北の海で脂肪をため込み、秋に降りてくる。これが戻りカツオ。
 あっさりの上りと戻りのどっちが好みかは人それぞれだ。一般的には、魚の旬は産卵前の脂の乗った時期をいう。
「江戸時代の人はあっさりした方が好きだったんですかね」
「脂が多いとすぐやけちゃうのもあると思う」
「やけるって、傷むってこと?」
「そう。臭みが出るし、色も変わる。赤身は少しぐらいほっといても大丈夫」
 脂の乗った魚が好まれるのは輸送技術や保存技術の発達により鮮度が保たれる今でこそで、昔は大トロなんて捨てていたかもしれない。
食品成分データベース(出典 日本食品標準成分表 八訂 増補2023年)によると、戻りカツオ(秋獲り)は上りカツオ(春獲り)に比べ、可食部100gあたり脂質が12倍、エネルギー(Kcal)も1.4倍だ。
 DHA(ドコサヘキサエン酸)は8倍、EPA(エイコサペンタエン酸)は10倍だ。
 表の赤で囲った部分は秋獲りの方が30%以上多い成分。青は春獲りの方が30%以上多い成分だ。
 ビタミンA(レチノール 4倍)、ビタミンD(2倍以上)、ビオチン(2倍以上)などは秋獲りが多く、ビタミンE(α-トコフェロール 3倍)、ビタミンB1(1.3倍)は春獲りが多い。
スズキ目サバ科カツオ属

◆今日の会話
「サヨリって西では春の魚だけど、こっちでは秋冬なんですよね」
「大きさにもよるけど。寿司屋はカンヌキより片身一貫のほうが扱いやすい」
カンヌキとは太い大型のサヨリのこと。

◆今日の21貫
三重のイシガキダイ、山口カンパチ、イワシ、鱚、淡路島真鯛、カマス、長崎ヤリイカ、淡路島サヨリ、北海道生ニシン、ボタンエビ、北海道ブリ、松川カレイのエンガワ、北海道生蛸、松川カレイ、北海道白老の青柳、コハダ、徳島鯵、三重サワラ腹炙り皮引き、車海老ボイル醤油、常磐メダイ、浜中ウニ

◆そのほか
お通し 山口カンパチ
勝浦のかつお刺身、ホタテ貝柱磯辺焼き
卵焼き、塩釜中落ち巻き

◆今日の酒
常山辛口純米、明鏡止水鬼辛純米、福和蔵純米

■のぶっこ 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(1)
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■寒鰆(カンザワラ) ピンク色は赤身白身どっち? 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(2)
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■豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました 番外 曇りSAKE
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■黒鮪(クロマグロ) 海の可変翼戦闘機 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(3) スズキ目サバ科マグロ属
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■アイナメ(鮎魚女)飯泥棒みたいな二つ名 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(4)カサゴ目アイナメ科アイナメ属
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■初鰹は本当は旬ではない 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(5)
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■だいぶ遠い他人のアヤカリタイ 金目鯛 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(6)
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■本鱒(ホンマス) 区別に意味がないサケとマス 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(7)
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■ウッカリカサゴ、ユメカサゴ 仔魚を産むと思われていたのに 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(8)
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■鱚(キス) BSS(僕が先に好きだったのに) 白身は釣りたて締めたてはうまくない 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(9)
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■塩も体の膜を通る 鱸(スズキ) 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(10)
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■豊洲一の人気店・寿司大とは 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました 番外
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■寿司大ってどうやって入る? 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました 番外
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■新子(シンコ) 出世するほど評価が下がる 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(11)
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■ワラサ ハマチは禁句 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(12)
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■ニシン(鰊、鯡) 青魚は赤の他人のそら似 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(13)
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■親の七光りとは失礼な カスゴダイ 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(14)
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■白身魚はネコ型短距離選手 マゴチ(真鯒) 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(15)
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■主役降板はホント? マイワシ、サンマ 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(16)
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■鮭は白身 赤い理由が赤身と違う 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(17)
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■氷見のブリなんて誰も買わねーよ 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(18)
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電話を受けた所員がこれを薩摩弁で言ったらどうなることやら2025年11月04日 13:59

電話を受けた所員がこれを薩摩弁で言ったらどうなることやら
 市町村名とダブった大字名の歴史について調べていた。
「早口言葉かっ!」というツッコミがほしくてやっちまってるな。

驚異の国2025年11月02日 12:36

驚異の国
 築地フードフェスというのがあった。
卵焼き屋など築地場外の店が駐車場をしきったような狭い敷地にふだんから売っているようなものの屋台を出していた。
ちょっとお祭り価格(通常のインバウンド価格かも)だが、ホタテの醬油焼きやステーキ、コロッケなどを。
 現金だけの店と電子マネー対応の店があるのだが、ふと気づくと財布がない。
絶対に盗られたと思った。
現金も大事だが、初売りの時に行きつけの店でくれる財布の方が惜しい。中身だけ盗って財布はそこらに捨てる場合もある。戻ってこないだろうとは思ったが、一応、本部を訪ねてみた。
「どんな財布ですか?」
「布でできたレンガ色で和田久の財布です」
事務員のスマホに写真が。
「拾って届けてくれた人がいます」
無事戻ってきた。信じられない。おそらく日本以外ではあり得ないこと。
 〆は唐揚げと焼きそばとカレーパンを買った。