ワクチン心筋炎確率がコロナ心筋炎より高くて当然と言ったらキレられた2022年06月10日 12:38

ワクチン心筋炎確率がコロナで心筋炎より高くて当然と言ったらキレられた
昨年、私がお茶大の講義で話したような内容をサンテレビが報道しているのを見て、今さら怒っている人がいたので、「若年層の場合、コロナワクチン接種で心筋炎になる確率の方が、コロナにかかって心筋炎になる確率(=コロナにかかる確率×コロナで心筋炎になる確率を掛けた確率)より高いなんて当たり前じゃないですか。だから、ちゃんと『コロナにかかった場合に、心筋炎になる確率』と厚労省のサイトに書いてます。厚労省の役人だって愚かじゃないから国会に呼ばれて答弁するとき噓を書いたと言われないように正確に書いてますよ」と言ったらキレられた。ただ、正確に書いてあるけど、意外に本当にコロナで心筋炎になる確率の方が高いと勘違いしてる役人もいるかもしれない。

◆【検証】厚労省データ 心筋炎リスク情報も不適格~新型コロナワクチン未接種扱い問題だけじゃない!2つの不適格データ問題を独自検証~
https://sun-tv.co.jp/suntvnews/news/2022/06/07/53955/

◆確率で騙す厚労省 若年層ワクチン
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2021/12/04/9445355

コロナ変異の組み合わせは何通り2022年05月07日 14:06

コロナ変異の組合せは何通り
>>「新型コロナの塩基配列は約3万で、(塩基は4種類あるので)その組み合わせは4の3万乗となり、塩基の挿入や欠失などもあるため、変異の組み合わせはほぼ無限です」
 もちろん正しい。塩基は4種類だが、たんぱく質を構成するアミノ酸は20種類しかないので、3塩基=64通りのうち半分以上重複している。なので、3万塩基すべてがアミノ酸に使われているとしたら、バラエティーは4の3万乗ではなく、20の1万乗。mRNAにならない配列部分もあるので、実際はそれより少ない。どっちにしてもとんでもない数の組み合わせがあるが、そのうちの多くはまともなウイルス粒子をつくれないゴミRNAになるだろう。
https://digital.asahi.com/articles/DA3S15280568.html

押谷教授意味不明{インフル数十年の大変異コロナは数カ月}2022年04月09日 12:01

押谷教授意味不明{インフル数十年の大変異コロナは数カ月}
「インフルエンザで数十年に1回しか起こらないような大きな遺伝子変異が、新型コロナウイルスでは数カ月ごとに起きている」
 押谷教授はウイルスが専門ではないとはいえ、何を言ってるのか意味不明だ。インフルで数十年に1回と言うからには、Aソ連型やA香港型など新しいインフル(亜型)が登場して世界的パンデミックを起こす大変異(不連続変異)の事を指すと考えられる。これは鳥インフルとヒトインフルが同時感染したブタの中で両者のRNAが混ざり合うなどして、全く新しいインフルが生まれる現象。新亜型の登場に匹敵するのはコロナで言ったらSARS-Cov-1(サーズウイルス)とSARS-Cov-2(新型コロナ)のRNAが混ざってハイブリッドが生じるぐらいの大変異。もしそうなら、2019年に分離された武漢株のRNA配列で開発されたワクチンなんて全く効かなくなるはず。そんな大変異が数カ月ごとに起きてるなんて、一体何の話をしてるのか????だらけ。
 押谷さんは最初のころはまともなことを言っていたのだが。途中から・・・。
ある雑誌に(欧米は新型コロナを戦争のメタファーで語り、悪しきものを徹底的に殲滅するイメージがあるが)「⽇本は⼈知の及ばない強⼤な⼒があることを認め、ある程度は受け⼊れてきた」「天然痘を疱瘡神という神として祀った神社や寺があり、神として認めている。ある種の諦念を含んだ関係が、⽇本やアジアの社会の中にはあるのではないか」などと書いていた。前線に立つ医者が独特の社会観で諦めとか宗教家みたいなこと言っちゃっていいんだろうか。

◆論点「新型コロナ 第6波までの教訓」
https://mainichi.jp/articles/20220406/ddm/004/070/006000c

ワクチンが変異に効くかは回数より接種後経過期間2022年03月03日 12:34

ワクチンが変異に効くかは回数より接種後経過期間
 感染研が13医療機関を受診した1352人を分析。ワクチン接種歴を調べた所、2回接種後2カ月以内だと有効率は71%だが、2-4カ月、4-6カ月、6カ月以上の場合、有効率50%前後、3回目接種後だと81%。今年1月の調査なのでかなりがオミクロン株と考えられる。デルタの時も同様だったが、ワクチンが効かなくなるかどうかは変異の問題ではなく、ワクチン接種後どれぐらい経過しているかが主因と考えられる。ただし、こういう発病後に患者の履歴を調べる後ろ向き研究は、疫学調査のエビデンスとしては弱いので鵜呑みにはできないが。
 趣味で調べている自分のコロナ抗体量検査も今のところ中和抗体が十分なラインだが、2回目接種後2カ月では1回目接種後に近い所まで落ちてきている。

◆新型コロナワクチンの有効性を検討した症例対照研究の暫定報告(第三報)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/2019-ncov/2484-idsc/10966-covid19-71.html

コロナ感染者がワクチン接種する根拠 感染では不十分な抗体2022年02月22日 14:05

コロナ感染者がワクチン接種する根拠 感染では不十分な抗体
 コロナに感染した同僚や感染した家族を持つ人から「感染したからワクチンを打たなくてもいいのではないか」という質問をよく受ける。「既感染回復者の血液よりワクチンでできる抗体の濃度の方が高い」「感染でできた抗体よりワクチンの抗体の方が濃度が維持される期間が長い」といった内外のデータを話し、感染から回復直後であれば抗体価は高いがやがて落ちてくるので折を見て打った方がいいと助言している。
 さて、この論文。オミクロン株の感染者を、「以前に新型コロナに感染しいていたかどうか」「ワクチン未接種か接種済みか」の組み合わせで4通りに分けて分析。以前のコロナとオミクロン株の2回感染している人(グループC)やオミクロン株のみの感染だがワクチン接種済みの人(グループA)は、いろいろな株に対して十分な抗体があるが、オミクロンのみ1回の感染でワクチンを未接種(グループB)だと抗体が十分でないという結果。つまり、ワクチンを接種しない場合、1回のコロナ感染では抗体が不十分で、複数回コロナに感染しないと抗体が十分にならない結果。ワクチン+1回の感染で複数回感染並みの抗体が得られるという事だ。
 新型コロナ以前、その病気に実際にかかるのが最強のワクチンであり、ワクチンでできる獲得免疫は自然感染より弱いのが常識だとずっと信じてきた。mRNAワクチンはワクチンの常識を覆すワクチンだ。免疫学のプロにとっても驚きのようだ。

◆ワクチン接種とウイルス感染による抗体の産生の違い
https://www.facebook.com/groups/561855477920977/permalink/1135342267238959/

信用おける研究者の区別 母のワクチン乳児に効く 思い込みと根拠のある事実を混同していないか2022年02月20日 13:43

信用おける研究者の区別 母のワクチン乳児に効く 思い込みと根拠のある事実を混同していないか
 ワクチン接種をした妊婦から移行した抗体が新生児の新型コロナ感染症に効くというデータ。これはコロナに限らず、価値の大きい研究だ。胎盤から移行する母親の抗体(移行抗体)が、抗体を「持たない」/「すぐにつくれない」新生児を数カ月守っていることは知られている。10年ほど前、はしかが流行しなくなり、はしかの抗体を持ってない妊婦が増え、生後6カ月未満の乳児ではしかの移行抗体を持たない率が40%に上るという記事を書いた。その際、感染研の感染症情報センター長だった岡部信彦さんに「母親がはしかのワクチンを打って抗体ができていた場合、それで新生児ははしかに対する抵抗力を持てるのか?」と質問したら、「その可能性はあるが、その根拠となる研究データがない」と言っていた。科学的に正しい態度だなと関心。ところが、それから数年たって、抗体に関する連載で、同センターのT室長に同じ質問をしたら、「母親がワクチンを打っていれば乳児にも効くに決まっている」と頭から決めつけていた。医学生物学の世界では、科学的論理的に絶対間違いなさそうなことでも実験してみるとその通りにならないことがよくある。「そうに決まっている」という推測や思い込みと、裏付けとなるデータがある客観的事実を峻別しなければならないのはジャーナリストも科学者も同じ。こういう経験の積み重ねで、信頼できる研究者の見分けがついていく。

◆妊婦のワクチン接種、乳児に効果 新型コロナ
https://digital.asahi.com/articles/ASQ2J3415Q2JUHBI006.html

ワクチン済み10代基礎疾患なし死亡が騒ぎだが2022年02月19日 12:21

ワクチン済み10代基礎疾患なし死亡が騒ぎだが
 死因は小さな血栓が多発的にできて細い血管が詰まる病気。これはウイルス自体の悪さというよりサイトカインストームなど免疫の行き過ぎた異常反応(おとなしい怪獣よりウルトラマンやウルトラ警備隊の破壊行為の方が迷惑な円谷特撮状態)によるもので、獲得免疫(ワクチンや感染でできる特定の病原体に対する防御機能)がないと起きやすいのが普通。2回接種してからどれぐらい立っていたのか、ワクチンで抗体がちゃんと出来ていたのか(きちっと獲得免疫ができないワクチンフェイラーということがある)などのデータがないと騒ぐべきか判断のしようがあない。

◆基礎疾患ない10代死亡 さいたま 新型コロナ
https://digital.asahi.com/articles/ASQ2J6S9TQ2JUTNB014.html

政府がコロナ経験から学ぶ悪い例 羮に懲りて休校せず2022年02月17日 13:08

政府がコロナ経験から学ぶ悪い例 羮に懲りて休校せず
 まともな専門家の間でもリスクベネフィット評価が割れている12歳未満へのコロナワクチン接種を岸田政権は拙速に進めている。2年前の従来株の時と状況が違い、学校・学童が流行源となり始めているので焦っているのだろう。お茶大生への講義で「新型コロナの経験からは何も学ぶな」、「新型コロナでは疫学的に全く無意味だった一斉休校が次の新興感染症では非常に有効かもしれない」という話をした。次の感染症を待つまでもなく、今、まさに休校は有効なのではないか。現場からも「休校にしてくれ」という教員の悲鳴ツイートがずいぶんあるそうだ。しかし、2年前、全く無駄な全国一斉一律休校を強行して非難囂々だったトラウマで政府はもうできないだろう。そもそも2年前の無意味な休校も季節性インフルや新型インフルで休校が有効だったからコロナでもそうしようという安易な過去の模倣が原因だと推測している。やるなら今なのに。

◆お茶大で1コマ,コロナの話をしてきた
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2021/11/21/9441961

◆知事会長「学校対策、何らか必要」 感染急増で国に方針見直しを提言
https://digital.asahi.com/articles/ASQ1X6T2MQ1XUTIL05H.html

◆5~11歳のワクチン接種、官房長官「3月以降に開始の見込み」
https://digital.asahi.com/articles/ASQ1D42GRQ1DUTFK00G.html

コロナ飲み薬は死亡率を下げない 入院や死亡のリスク89%減と言うが2022年02月14日 12:35

コロナ飲み薬は死亡率を下げない 入院や死亡のリスク89%減と言うが
 ファイザーやメルクの新型コロナウイルス飲み薬で「入院や死亡のリスクを89%低下させる効果がみられた」と報じられている。素直にみると、入院リスクや死亡リスクがそれぞれ下がったと誤解する。しかし、私の知る限り、新型コロナウイルスの治療薬で、臨床試験により死亡率が下がると統計的に証明されたものはない。死亡率が低すぎて有意な差が出ないのだ。そこで、メルクなどの臨床試験では、入院件数と死亡件数を足した総数で偽薬との差を見ている。つまり、「入院や死亡のリスクを89%低下させる」の意味は、「入院∪死亡」(入院+死亡)のリスクが下がったということ。死亡率(単体)を下げるかどうかは分からない。でも、ほとんどの人が誤解してるんだろうね。

入院∪死亡=①入院して助かった人+②入院して死亡した人+③入院せずに死亡した人 ですが、①が圧倒的に多いのだ。

◆ファイザー 開発中のコロナ飲み薬“入院や死亡リスク89%減”
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211215/k10013389441000.html

風疹抗体もあった >ファイザーワクチン2回目50日空けて接種 抗体の推移は2022年02月07日 18:27

風疹抗体もあった  >ファイザーワクチン2回目50日空けて接種 抗体の推移は
コロナワクチンの定量検査に行ったついでに、厚労省が無料キャンペーンをしている風疹抗体検査も受けてきた。風疹になった記憶は全くないが、しっかりと抗体があった。風疹ははしかのような典型症状がないのでかかっても気がつかないのはよくあること。

◆ ファイザーワクチン2回目50日空けて接種 抗体の推移は
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2022/02/04/9461307