山崎貴=円谷+CG2024年03月12日 18:26

山崎貴=円谷+CG
 ALWAYS 三丁目の夕日の作り方を山崎監督とスタッフに聞いたことがある。まず、おもちゃ、家電、自動車など当時の物をできる限り集める。そして、ミニチュア模型をつくる。さらにCGを重ねる。CGだけではどうしても本物の持つ質感に適わないから、本当の建物や物体にCGを投影したり、落とし込んだりすることで、リアルを追求する。日本のお家芸である円谷特撮の伝統にハリウッド的なCGを融合させることで、独自の世界を切り開いているわけだ。

リングィーネはナポリタンではない2024年03月03日 12:25

リングィーネはナポリタンではない
 昔、秋葉原に行ったら、ドジャースのラソーダ元監督とラサール石井、英語の得意なアナウンサーがイベントをしていた。ネットで来た質問にラソーダが答えるというもの。
 で、「ラソーダさんはどんなパスタが好きですか?」という質問。聞きたいのはボンゴレかボロネーゼかアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノかみたいなことだろう。しかし。アホなアナウンサーが直訳したため、ラソーダは「リングィーネ」と答えた。
 ラサールもアナウンサーもリングィーネを知らなかったのか、「スパゲティナポリタンみたいな事ですかね」などと言ってごまかしていた。いやナポリタンはアメリカにもイタリアにもないし、そもそもスパゲティーじゃないし。無理やり日本に置き換えれば、アメリカ人が大谷に「どんな米が好きですか?」「ヒトメボレです」「カリフォルニアロールみたいなことでしょうか」みたいな。
 同じ頃、ナインティナインの矢部もクイズコーナーでリングィーネが何か答えられてなかった。売れっ子タレントは金はあってもロケ弁ばかり食べていてろくな食生活してないんだなと。
 さすがにリングィーネの区別は付くが、イタリアンのランチに行ってカッペリーニとか言われてもよく分からない。駅前のスーパーでもこんなのが並んでいて勉強になる。
 ちなみに自分はリングィーネだったらワタリガニかオマール海老のトマトクリームソースが好き。

サトイモは一緒にしてはいけない2024年02月29日 12:01

サトイモは一緒にしてはいけない
練り物のエキスを吸った出汁で大根、ゆで卵、サトイモ、厚揚げ、がんもどきを個別に煮れば完成。サトイモを一緒にしてはダメ。味付けは醬油とみりんだけ。
友人にホームパーティーでもあるのかと聞かれるが、小学生のカレーと同じで、一度作ると、3日間ぐらい食べ続ける。

◆大根は剝くや剝かざるや
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2024/02/28/9663208
◆大根の次は
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2024/02/28/9663223
◆最後の頼みの綱
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2024/02/28/9663360

最後の頼みの綱2024年02月28日 21:01

最後の頼みの綱
都内のおでんだね店が次々とつぶれていく中、最後の頼みの綱、目黒の蒲鉾店。
取り置きしてもらった練り物をゲット。
練り物だけを出汁に投入。何かふくらんだ。

◆大根は剝くや剝かざるや
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2024/02/28/9663208
◆大根の次は
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2024/02/28/9663223

大根の次は2024年02月28日 18:00

大根の次は
大根の次は出汁。昆布を30分以上水につけ、その水で鰹節の出汁を取る。

◆大根は剝くや剝かざるや
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2024/02/28/9663208

大根は剥くや剥かざるや2024年02月28日 12:15

大根は剥くや剥かざるや
 もう冬が終わろうというのに今季は1回もおでんを作ってなかったので、作り方を忘れてしまわないよう1年ぶりに作ることにした。何かレシピがあるわけではなく、実家で母親が作っていたのを見ていただけだ。
 まず、玄米を精米した時に出る糠で大根を煮る。ついでにとぎ汁も使った。白米を入れて煮ることでも代用できる。
 ここで問題。大根の皮は剝くのかどうか覚えてない。検索すると、「大根は皮を剝かなくても食べられる野菜です」「剝いた方が味が良く染みます」。なので、剝くことにした。

競馬で儲けるには一番勝ちそうな馬に賭けてはいけない2024年02月21日 12:01

競馬で儲けるには一番勝ちそうな馬に賭けてはいけない
 はずれ馬券が必要経費として認められるのは経済活動と言えるほど大量、継続的に馬券を買い、1年間など全体的な収支で多額の利益を上げたような場合だ。投資の一種と見なされるということだろう。しかし、大量に買い続け、勝ったり、負けたりしながら結果的に収支を黒字にするようなことが数学的に可能かどうか。
 話を単純化するため、5頭立てのレースで、1位を当てる単勝のみとする。実力と人気の順にA~Eの馬とする。
 それぞれの馬が1位になる確率は、40、30、25、4、1%とする。それぞれの売上が総売り上げに占める割合は50、25、16、8、1%とする。
 主催者(胴元)の取り分を20%とすr。購入者への払い戻し率(還元率)は80%なので、これを当てた人たちの馬券の総額で等分する。A~Eで、倍率はそれぞれ1.6、3.2、5、10、80倍となる。当然に人気の高い馬ほど倍率が低い。
 さて、毎回同じ優勝確率、人気倍率でレースがあり、同じ馬に100回連続で100円賭けるとする。収支はどうなるだろうか。
 Aの場合。40回優勝する確率があり、倍率は1.6倍だから、払い戻し金は6400円。1万円使っているのかなりの赤字だ。同様に計算すると、Bは9600円、Cは1万2500円、Dは4000円、E8000円。黒字が期待できるのは3番人気のCだけだ。
 一番人気のAとCの違いは、Aは実力の割に人気が高く、Cは実力ほどに人気がない。実力が過大評価されていると期待値が低く、過小評価されていると期待値が大きくなる。なので、何回も繰り返すなら、勝つ確率が高い馬ではなく、実力の割に人気がない馬に賭け続けるのが結果的に黒字にするひけつだということがわかる。
 実際の競馬では毎回馬の顔ぶれも倍率も違うのでこのようなことは起きない。しかし、過小評価されている馬に賭け続けることが利益を上げるコツであることは変わらない。
 「ギャンブルが確率のゲームなら、なぜ数学者が世界一の大金持ちになっていないのか?」。オンラインでこんな質問を見かけた。確率計算ができれば、「過小評価されている馬に賭け続ければ儲かる」ことは分かる。しかし、「各馬の勝つ可能性」、「評価が実力に見合っていないかどうか」を数学者は予想できない。
 おそらく、最高裁で勝訴が確定した競馬投資家はこういう戦略をとってるはずだ。
 ところで、こういう話に詳しい専門家をどなたか知りませんか?
 SNSや動画で活躍している人とかでもいいんですが。

サトイモ派2024年02月18日 12:02

サトイモ派
 友人たちと久しぶりにおでん専門店に行ってきた。
この店には、いつでもではないが、普通のおでん屋が避けるサトイモがある。おでんのジャガイモが好きな人もいるが、自分は断然サトイモ派。しかし、サトイモはスープがにごるので、店にとっては扱いたくないネタ。

自分以外は初めての来店で、「色が濃いのにやさしい味」と満足していた。

これで、げそ巻きやイカ巻きがあると言うことないのだが。イカの値段が高くなってるのでおでんだね専門店でもコスト的に厳しいから、ましてや店ではなかなかないのだろう。

自分で作る時は山ほど入れるウズラ巻きもおでん屋では見たことがない。

流行りの綴じないかつ丼食べてみた2024年02月16日 12:29

流行りの綴じないかつ丼食べてみた
 カツ丼というより、カツオムライスという感じ。卵とネギでとじてあるのは好きではないので、ちょうどいい。
駅前にあったのが移転してしまったのだが、ちょうど家をはさんで反対側ぐらいのところに移ったので、徒歩同じぐらいの距離。

不起訴念頭に航空機事故捜査 いかにも日本的解決法2024年02月14日 18:02

不起訴念頭に航空機事故捜査 いかにも日本的解決法
・日本はICAO(国際民間航空機関)の「事故調査の唯一の目的は事故防止であり、責任の所在を追求することではない」という勧告に同意している。
・航空機事故調査の報告書を刑事裁判の証拠にしてはならない。
 とまあ、これまで散々言われてきたし、記事にも何度も載っている。いささか言うのも疲れてきた感がある。

 そんな中、羽田の事故から10日ほどに書かれたこの記事。

◆JAL機炎上事故、刑事責任を問うのか?航空機事故で「有罪」が少ないワケ
https://diamond.jp/articles/-/337104

○国内法があるからとりあえず捜査一課が航空機事故の捜査に乗り出すけどしばしば不起訴を念頭に捜査している。
○事故調が「操縦ミス」と指摘した報告書を司法が否定したかのような無罪判決がある。
などを紹介している。
 国際条約を批准しているという対外的な事情と、国内法を整備して整合性を持たせることを怠っている二重基準状態を捜査機関と司法が運用で補っている。
そんな実態が垣間見える。矛盾を抱えたまま帳尻あわせをするいかにも日本的なやり方。こういう視点の記事は見たことがなかった。
 目の前で起きた事実の羅列ではなく、長年集めたデータと取材経験を元にこういう記事をすぐに提示できてこそジャーナリストではないかと。

ICAO annex 13
Chapter 3 Objective of the Investigation
3.1 The sole objective of the investigation of an accident or incident shall be the prevention of accidents and incidents. It is not the purpose of this activity to apportion blame or liability.