鰊 青魚は赤の他人のそら似 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(13) ― 2025年08月05日 21:07
ニシンはサバやイワシなどとともに青魚と呼ばれる。似た特徴を持つのでひとまとめにされるが近い親戚関係ではない。
イワシ属はニシン目ニシン科だし、スズキ目のサバ科やアジ科、ダツ目のサンマ科と出自は様々だ。哺乳類で言うと、イヌ科とネコ科は同じ食肉目。目が違うというのは霊長目のヒトとイヌやウシぐらい遠いということだ。
青魚は背中が青く、腹の方が白い。上から見ると深海の色に紛れ、下から見ると空の色に紛れる保護色だ。海面に近いところを回遊する表層魚ゆえの特徴。住んでいる環境が同じなために他人のそら似で同じような姿形になった。収束(収斂)進化という現象だ。
見た目以外にも共通点がある。群れをなす小型の赤身魚。大量に取れることから焼き魚定食に向く手頃な大衆魚。そして、足が速い。
締めてから1、2日たった方がおいしい白身魚と違い、青魚は鮮度が命とされる。
理由はいくつかある。まず、青魚に多く含まれ、健康にいいとされるDHAやEPAは多価不飽和脂肪酸といって酸化しやすい。悪くなるのが速い脂なのだ。
さらに、青魚の身にはヒスチジンというアミノ酸が多い。ヒスチジンは微生物(ヒスタミン産生菌)の持つ酵素でヒスタミンに変わる。このヒスタミンが多くなると、中毒の原因になる。
ヒスタミン産生菌の多いエラや内臓をすぐに取り除き、低温状態にする技術が発達し、ヒスタミン中毒は起きにくくなったとされる。今では青魚よりヒスチジン含有量の多いマグロなどの大型魚も時間をかけて熟成している。
ニシン目ニシン科ニシン属
◆今日の20貫
淡路島の真鯛、千葉のカツオ、茨城の石鯛、福岡のヤリイカ、カスゴ、三重のマゴチ、メカジキ、網走のニシン、メイチダイ、徳島の鯵、いわし、煮アワビ、4尾付シンコ、タチウオ、エボダイ、ミズダコ、東京湾のシロギス、千葉のサゴシ、車海老醤油、奥尻の塩水ムラサキウニ
◆そのほか
お通し カンパチ
帆立の磯辺焼き、令和の怪物、穴子の肝焼き、焼きはまぐり
卵焼き、ねぎり中落ち巻き
◆今日の酒
超辛口純米吟醸大信州、純米吟醸山本
■のぶっこ 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(1)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/01/20/9748644
■寒鰆 ピンク色は赤身白身どっち? 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(2)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/02/07/9753032
■豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました 番外 曇りSAKE
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/02/13/9753885
■黒鮪 海の可変翼戦闘機 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(3) スズキ目サバ科マグロ属
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/02/27/9757648
■アイナメ(鮎魚女)飯泥棒みたいな二つ名 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(4)カサゴ目アイナメ科アイナメ属
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/03/28/9757858
■初鰹は本当は旬ではない 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(5)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/03/28/9764356
■だいぶ遠い他人のアヤカリタイ 金目鯛 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(6)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/04/11/9767684
■本鱒 区別に意味がないサケとマス 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(7)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/04/26/9771020
■ウッカリカサゴ、ユメカサゴ 仔魚を産むと思われていたのに 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(8)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/05/10/9774518
■鱚 BSS(僕が先に好きだったのに) 白身は釣りたて締めたてはうまくない 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(9)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/05/25/9778112
■塩も体の膜を通る 鱸 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(10)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/06/12/9782032
■豊洲一の人気店・寿司大とは 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました 番外
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/06/26/9784957
■寿司大ってどうやって入る? 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました 番外
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/06/29/9785666
■新子 出世するほど評価が下がる 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(11)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/07/08/9787571
■ワラサ ハマチは禁句 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(12)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/07/26/9791486
イワシ属はニシン目ニシン科だし、スズキ目のサバ科やアジ科、ダツ目のサンマ科と出自は様々だ。哺乳類で言うと、イヌ科とネコ科は同じ食肉目。目が違うというのは霊長目のヒトとイヌやウシぐらい遠いということだ。
青魚は背中が青く、腹の方が白い。上から見ると深海の色に紛れ、下から見ると空の色に紛れる保護色だ。海面に近いところを回遊する表層魚ゆえの特徴。住んでいる環境が同じなために他人のそら似で同じような姿形になった。収束(収斂)進化という現象だ。
見た目以外にも共通点がある。群れをなす小型の赤身魚。大量に取れることから焼き魚定食に向く手頃な大衆魚。そして、足が速い。
締めてから1、2日たった方がおいしい白身魚と違い、青魚は鮮度が命とされる。
理由はいくつかある。まず、青魚に多く含まれ、健康にいいとされるDHAやEPAは多価不飽和脂肪酸といって酸化しやすい。悪くなるのが速い脂なのだ。
さらに、青魚の身にはヒスチジンというアミノ酸が多い。ヒスチジンは微生物(ヒスタミン産生菌)の持つ酵素でヒスタミンに変わる。このヒスタミンが多くなると、中毒の原因になる。
ヒスタミン産生菌の多いエラや内臓をすぐに取り除き、低温状態にする技術が発達し、ヒスタミン中毒は起きにくくなったとされる。今では青魚よりヒスチジン含有量の多いマグロなどの大型魚も時間をかけて熟成している。
ニシン目ニシン科ニシン属
◆今日の20貫
淡路島の真鯛、千葉のカツオ、茨城の石鯛、福岡のヤリイカ、カスゴ、三重のマゴチ、メカジキ、網走のニシン、メイチダイ、徳島の鯵、いわし、煮アワビ、4尾付シンコ、タチウオ、エボダイ、ミズダコ、東京湾のシロギス、千葉のサゴシ、車海老醤油、奥尻の塩水ムラサキウニ
◆そのほか
お通し カンパチ
帆立の磯辺焼き、令和の怪物、穴子の肝焼き、焼きはまぐり
卵焼き、ねぎり中落ち巻き
◆今日の酒
超辛口純米吟醸大信州、純米吟醸山本
■のぶっこ 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(1)
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■寒鰆 ピンク色は赤身白身どっち? 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(2)
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■豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました 番外 曇りSAKE
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■黒鮪 海の可変翼戦闘機 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(3) スズキ目サバ科マグロ属
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■アイナメ(鮎魚女)飯泥棒みたいな二つ名 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(4)カサゴ目アイナメ科アイナメ属
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■初鰹は本当は旬ではない 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(5)
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■だいぶ遠い他人のアヤカリタイ 金目鯛 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(6)
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■本鱒 区別に意味がないサケとマス 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(7)
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■ウッカリカサゴ、ユメカサゴ 仔魚を産むと思われていたのに 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(8)
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■鱚 BSS(僕が先に好きだったのに) 白身は釣りたて締めたてはうまくない 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(9)
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■塩も体の膜を通る 鱸 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(10)
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■豊洲一の人気店・寿司大とは 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました 番外
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■寿司大ってどうやって入る? 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました 番外
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■新子 出世するほど評価が下がる 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(11)
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■ワラサ ハマチは禁句 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(12)
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本物の箱寿司は卵焼きが甘かった 大阪寿司は江戸の方言 東京土着民にしか通じない(9) ― 2025年08月02日 12:21
大阪の船場、御堂筋線淀屋橋駅と本町駅の中間ぐらいに吉野寿司がある。歩いて20分ぐらいのところに通算4年ぐらい住んでいたのにこんな店があることを知らなかった。
明治時代、三代目が二寸六分の懐石と呼ばれる今の箱寿司の完成形を発明した店だ。しかも、「大坂ずし」というのれんをかけている。天保12年(1841年)の創業時に「大坂ずし」という用語があったはずがないから一体いつごろから「大坂ずし」を名乗りだしたか知りたいところだ。
残念ながら、もうイートインはやっていないとのことなので、新幹線の中で初めて「本物の箱寿司」を食べることにした。
酢飯は酸味をあまり感じさせないやさしい甘さ。今はなき、四谷・ハ竹はこれに近い味だったと思う。東京の志乃多寿司系の大阪寿司はこれと比べるとかなり酸っぱ辛い。
酢飯の味はどのネタでも味は同じはずだが、ネタごとに焼く、蒸す、煮る、酢で締めるなど調理法が違い、味が変わる。
小鯛は酢の酸味が前面に、キクラゲは甘く煮てある。酢飯と酢飯の間にはさんだ具材も味の奥行きを出す。
そして、驚いたのは、ケラ(厚焼き玉子、海老、白身魚)や巻き寿司に使われている卵焼きの味が甘いのだ。ほかの味が移ったのかと思ったが、どう味わってみても卵焼き単体で甘い。関東と違って、関西の寿司に使われる卵焼きは甘くないだし巻き卵だと聞いていたが、本物の箱寿司は違うようだ。
全般的にすごくうまかった。
文化人類学者の石毛直道氏が「別冊サライ大特集鮨」で語っている。
「味覚としても関西の味の方に慣れているのに握りの方が好きなのはなぜかと考えました。それはどうやら美味しい箱ずしを食べさせる店が減ってしまったからのようなんです」。吉野寿司の箱寿司を食べてみて納得した。
この連載の(3)で
「押し寿司がうまいと思ったことがない。というか寿司って名乗るのはいかがなものかと。まだ東京に大阪寿司があるのは地元民ではなく田舎の人(特に関西方面)が東京土産で買っていくからですね。 だいたいかんぴょう巻きは大阪にはないのに入っている.魂うってる寿司なんざ寿司とは言えんよ。ちなみに干瓢巻きってんのは江戸前寿司のしめで食うもんで押した寿司と一緒にしないでほしい」とコメントしていた人がいたが、そんな食わず嫌いなことを言わず、本物を食べてみてほしい。
◆インド名物はインドカレーと言われたような違和感 「大阪寿司」は東京土着民にしか通じない江戸の方言(1)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/05/19/9776452
◆大阪のお寿司との違いは? 「大阪寿司」は東京土着民にしか通じない江戸の方言(2)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/05/21/9777055
◆いつから使われ出した?「大阪寿司」は東京土着民にしか通じない江戸の方言(3)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/05/23/9777235
◆残る老舗3店 「大阪寿司」は東京土着民にしか通じない江戸の方言(4)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/05/25/9777405
◆茶巾は東京生まれ 「大阪寿司」は東京土着民にしか通じない江戸の方言(5)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/05/26/9778091
◆リトル大阪があった 「大阪寿司」は東京土着民にしか通じない江戸の方言(6)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/05/30/9778999
◆ 消えた名店 「大阪寿司」は東京土着民にしか通じない江戸の方言(7)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/06/03/9779832
◆確かにあった 「大阪寿司」は東京土着民にしか通じない江戸の方言(8)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/07/13/9788348
明治時代、三代目が二寸六分の懐石と呼ばれる今の箱寿司の完成形を発明した店だ。しかも、「大坂ずし」というのれんをかけている。天保12年(1841年)の創業時に「大坂ずし」という用語があったはずがないから一体いつごろから「大坂ずし」を名乗りだしたか知りたいところだ。
残念ながら、もうイートインはやっていないとのことなので、新幹線の中で初めて「本物の箱寿司」を食べることにした。
酢飯は酸味をあまり感じさせないやさしい甘さ。今はなき、四谷・ハ竹はこれに近い味だったと思う。東京の志乃多寿司系の大阪寿司はこれと比べるとかなり酸っぱ辛い。
酢飯の味はどのネタでも味は同じはずだが、ネタごとに焼く、蒸す、煮る、酢で締めるなど調理法が違い、味が変わる。
小鯛は酢の酸味が前面に、キクラゲは甘く煮てある。酢飯と酢飯の間にはさんだ具材も味の奥行きを出す。
そして、驚いたのは、ケラ(厚焼き玉子、海老、白身魚)や巻き寿司に使われている卵焼きの味が甘いのだ。ほかの味が移ったのかと思ったが、どう味わってみても卵焼き単体で甘い。関東と違って、関西の寿司に使われる卵焼きは甘くないだし巻き卵だと聞いていたが、本物の箱寿司は違うようだ。
全般的にすごくうまかった。
文化人類学者の石毛直道氏が「別冊サライ大特集鮨」で語っている。
「味覚としても関西の味の方に慣れているのに握りの方が好きなのはなぜかと考えました。それはどうやら美味しい箱ずしを食べさせる店が減ってしまったからのようなんです」。吉野寿司の箱寿司を食べてみて納得した。
この連載の(3)で
「押し寿司がうまいと思ったことがない。というか寿司って名乗るのはいかがなものかと。まだ東京に大阪寿司があるのは地元民ではなく田舎の人(特に関西方面)が東京土産で買っていくからですね。 だいたいかんぴょう巻きは大阪にはないのに入っている.魂うってる寿司なんざ寿司とは言えんよ。ちなみに干瓢巻きってんのは江戸前寿司のしめで食うもんで押した寿司と一緒にしないでほしい」とコメントしていた人がいたが、そんな食わず嫌いなことを言わず、本物を食べてみてほしい。
◆インド名物はインドカレーと言われたような違和感 「大阪寿司」は東京土着民にしか通じない江戸の方言(1)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/05/19/9776452
◆大阪のお寿司との違いは? 「大阪寿司」は東京土着民にしか通じない江戸の方言(2)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/05/21/9777055
◆いつから使われ出した?「大阪寿司」は東京土着民にしか通じない江戸の方言(3)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/05/23/9777235
◆残る老舗3店 「大阪寿司」は東京土着民にしか通じない江戸の方言(4)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/05/25/9777405
◆茶巾は東京生まれ 「大阪寿司」は東京土着民にしか通じない江戸の方言(5)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/05/26/9778091
◆リトル大阪があった 「大阪寿司」は東京土着民にしか通じない江戸の方言(6)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/05/30/9778999
◆ 消えた名店 「大阪寿司」は東京土着民にしか通じない江戸の方言(7)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/06/03/9779832
◆確かにあった 「大阪寿司」は東京土着民にしか通じない江戸の方言(8)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/07/13/9788348
トンブ・ラ・ネージュ あなたは古米 ― 2025年07月31日 12:03
母はエンリコ・マシアスというアルジェリア系のシャンソン歌手のファンで、いつか話をしたいと思い、子育てしながら、アテネ・フランセに通った。
なので、実家では、シャルル・アズナブール(シャアではない)、ミレイユ・マチュー、イブ・モンタン、ジルベール・ベコーなどシャンソンがよくかかっていた。
ダニエル・ビダルの「オー・シャンゼリゼ」、フランス・ギャルの「恋するシャンソン人形」、マシアスの「東京モナムール」などフランス人が日本語でセルフカバーするのもはやっていた。
そんなヒット曲の一つがサルヴァトール・アダモの「雪が降る(Tombe la neige)」。
その「雪が降る あなたは来ない」の歌詞を「米がない あなたは古米 白い新米 夢見るだけ」と清水ミチコが歌っている。
また、最近、「やましいことがあると 開く革の表紙 卒業写真のどこ見ても 伊東市長がいない」と新曲を発表。
清水以外にも、「米など買った事がない 売るほどあるのよ 米なら Ha Ha」など政治風刺ソングの動画がいろいろある。
こういうのを特集してみてもおもしろいかも。
ロックや演劇というのは元々権力者への怒りや抗議の発露だったのだが、今は逆にそれがまちがったことのように佐藤浩市や坂本龍一などが叩かれる息苦しさがある。
こういう形でしかネット民の攻撃をすり抜けられない社会は国家主義や軍事政権の台頭時のようだ。
◆「替え歌最終章 米がない」
https://www.youtube.com/watch?v=x5C92oVt-50
◆卒業写真 替え歌 ユーミソ
https://www.youtube.com/watch?v=seld4IgzVuU
◆【替え歌】飾りじゃないのよ涙は - 中森明菜 政治のうた
https://www.youtube.com/watch?v=rqE4K0a9NmE
なので、実家では、シャルル・アズナブール(シャアではない)、ミレイユ・マチュー、イブ・モンタン、ジルベール・ベコーなどシャンソンがよくかかっていた。
ダニエル・ビダルの「オー・シャンゼリゼ」、フランス・ギャルの「恋するシャンソン人形」、マシアスの「東京モナムール」などフランス人が日本語でセルフカバーするのもはやっていた。
そんなヒット曲の一つがサルヴァトール・アダモの「雪が降る(Tombe la neige)」。
その「雪が降る あなたは来ない」の歌詞を「米がない あなたは古米 白い新米 夢見るだけ」と清水ミチコが歌っている。
また、最近、「やましいことがあると 開く革の表紙 卒業写真のどこ見ても 伊東市長がいない」と新曲を発表。
清水以外にも、「米など買った事がない 売るほどあるのよ 米なら Ha Ha」など政治風刺ソングの動画がいろいろある。
こういうのを特集してみてもおもしろいかも。
ロックや演劇というのは元々権力者への怒りや抗議の発露だったのだが、今は逆にそれがまちがったことのように佐藤浩市や坂本龍一などが叩かれる息苦しさがある。
こういう形でしかネット民の攻撃をすり抜けられない社会は国家主義や軍事政権の台頭時のようだ。
◆「替え歌最終章 米がない」
https://www.youtube.com/watch?v=x5C92oVt-50
◆卒業写真 替え歌 ユーミソ
https://www.youtube.com/watch?v=seld4IgzVuU
◆【替え歌】飾りじゃないのよ涙は - 中森明菜 政治のうた
https://www.youtube.com/watch?v=rqE4K0a9NmE
味方でないのに辞めるなと言う人たち ― 2025年07月26日 19:17
憲法から「陸海空軍その他の戦力を保持しない。国の交戦権を認めない」という条項を削除し、自衛隊を明記しろと言う石破首相は、安倍元首相以上のタカ派だ。
「石破やめるな」デモの顔ぶれは、日頃、護憲、戦争反対、軍拡認めないとか言ってる人たちで政治信条は正反対。
思想的に全く支持してないにもかかわらず、このデモは冷やかしでも褒め殺しでもないというのは本当かもしれない。
石破氏は右派の大物論客・渡部昇一に嫌われたのが原因で、ネトウヨなどから敵とみなされている(*)。リベラルや左派の人たちから見れば、石破氏が国内の右派勢力から嫌われているのは、右翼同士の内ゲバ、足の引っ張り合いに見えるだろう。
デモしてる人たちは、右寄りの人たちがまとまれない、この分裂状態が続くほど都合がいいわけだ。少しでも長くこの状態が続いてほしい。それで思想的に相いれない石破氏がリベラルに支持された左派だとネトウヨたちに認定されてもあえて否定しない。そう思わせておいた方がいいから。
で、その結果、石破氏が長期にわたってボロボロになって退場しても、元々仲間ではないから痛くもかゆくもない。右派勢力の混迷状態を少しでも長引かせたいだけで、彼らは石破氏の味方ではないのだろう。
(*)安倍首相が辞任した時も、「マスコミはどうして次の首相に石破を推しているんだ」と文句の電話がかかってきましたが、世論調査で支持が多いのをそのメディアの意見だと勘違いしているというのも、リベラルメディアは石破推しだと思い込んでいる原因ではないかと。
◆「石破やめるな」、首相官邸前でデモ 自民党内から退陣要求出る中で
https://digital.asahi.com/articles/AST7T3D77T7TUTIL033M.html
「石破やめるな」デモの顔ぶれは、日頃、護憲、戦争反対、軍拡認めないとか言ってる人たちで政治信条は正反対。
思想的に全く支持してないにもかかわらず、このデモは冷やかしでも褒め殺しでもないというのは本当かもしれない。
石破氏は右派の大物論客・渡部昇一に嫌われたのが原因で、ネトウヨなどから敵とみなされている(*)。リベラルや左派の人たちから見れば、石破氏が国内の右派勢力から嫌われているのは、右翼同士の内ゲバ、足の引っ張り合いに見えるだろう。
デモしてる人たちは、右寄りの人たちがまとまれない、この分裂状態が続くほど都合がいいわけだ。少しでも長くこの状態が続いてほしい。それで思想的に相いれない石破氏がリベラルに支持された左派だとネトウヨたちに認定されてもあえて否定しない。そう思わせておいた方がいいから。
で、その結果、石破氏が長期にわたってボロボロになって退場しても、元々仲間ではないから痛くもかゆくもない。右派勢力の混迷状態を少しでも長引かせたいだけで、彼らは石破氏の味方ではないのだろう。
(*)安倍首相が辞任した時も、「マスコミはどうして次の首相に石破を推しているんだ」と文句の電話がかかってきましたが、世論調査で支持が多いのをそのメディアの意見だと勘違いしているというのも、リベラルメディアは石破推しだと思い込んでいる原因ではないかと。
◆「石破やめるな」、首相官邸前でデモ 自民党内から退陣要求出る中で
https://digital.asahi.com/articles/AST7T3D77T7TUTIL033M.html
ワラサ ハマチは禁句 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(12) ― 2025年07月26日 00:07
出世魚の代表選手ブリは関東ではワカシ、イナダ、ワラサ、ブリと呼び名が変わっていく。店長に話しかけた。
「昔の神田辺りの頑固な大将に『ハマチ、ください』とか言ったら大変でしたよね」
「それはかなりめんどうな事になりますね。ぼくぐらいの世代でもハマチって言ってほしくないって思うもの」
会社勤めで初めて東京を離れて住んだのが福島。その福島市に神田の老舗「達磨寿司」の次男が開いた店があった。大将は相性はいいが、昔気質の職人。「おれの目の黒いうちは、ネギトロとか納豆巻きなんて絶対に出さない。包丁の汚(けが)れだ」と常々言っていた。
そんな大将に後輩が電話で「ハマチ」と出前の注文をしていたので、あわてて止めた。「ダメだよ。ハマチなんて言っちゃ」。江戸前の寿司職人にとって、ハマチを握ってなどと言われるのは侮辱だ。気性の荒い大将だったら「出て行け」と怒鳴られるかもしれない。
ブリの幼魚の名称は地方によって違い、ハマチは関西などでの呼び名。ところが、関西から東京に養殖のハマチが入ってきたために、江戸前ではハマチと言えば養殖ブリを意味することになってしまった。しかも、昔の関西の養殖ブリは質がかなり悪かったことも「ハマチなんか使ってたまるか」に拍車をかけた。
最初の頃はブリの養殖にイワシが餌として使われた。脂の乗った冷凍イワシを一年中食べさせると、メタボブリになってしまう。昔の養殖ブリは脂くさいと言われた。江戸前の老舗は天然物しか握らないことに誇りを持っている職人が多かった。関西人にとっては天然も養殖も関係ない単にブリの幼魚という意味だから気楽にハマチを頼んでしまうが、相手によっては大変なことになる。回転寿司やチェーン店なら大丈夫だろう。
今の養殖ブリの餌は魚粉や大豆かすなどを配合し、たんぱく質50%、脂質10%というブリに必要なバランスに合わせているそうだ。配合飼料は成長に合わせて一口大の大きさに調整できるので、無駄が少なく、海を汚しにくい利点もある。
スズキ目アジ科ブリ属
◆今日の24貫
北海道のカツオ、東京湾のウッカリカサゴ、千葉のサゴチ、銚子のイワシ、淡路島真鯛、東京湾ワラサ、奥尻塩水ウニ、青森ヒラメ、銚子金目鯛、メイチダイ三重、山口煮アワビ、沖縄のメカジキ、生蛸北海道、北海道本マス、宮城アイナメ、式根島タカベ、富津コチ、東京湾キス梅、東京湾エボダイ、熊本4尾付け新子、サゴチ醤油、車海老生、ヤリイカ、蒸し車海老
◆そのほか
お通し マグロアヒージョ
ブラボウズ西京焼、帆立貝磯辺焼、北海道の青柳
卵焼き、ねぎり中落ち巻き
◆今日の酒
出雲富士、写楽、ササ正宗
■のぶっこ 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(1)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/01/20/9748644
■寒鰆 ピンク色は赤身白身どっち? 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(2)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/02/07/9753032
■豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました 番外 曇りSAKE
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/02/13/9753885
■黒鮪 海の可変翼戦闘機 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(3) スズキ目サバ科マグロ属
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/02/27/9757648
■アイナメ(鮎魚女)飯泥棒みたいな二つ名 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(4)カサゴ目アイナメ科アイナメ属
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/03/28/9757858
■初鰹は本当は旬ではない 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(5)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/03/28/9764356
■だいぶ遠い他人のアヤカリタイ 金目鯛 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(6)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/04/11/9767684
■本鱒 区別に意味がないサケとマス 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(7)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/04/26/9771020
■ウッカリカサゴ、ユメカサゴ 仔魚を産むと思われていたのに 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(8)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/05/10/9774518
■鱚 BSS(僕が先に好きだったのに) 白身は釣りたて締めたてはうまくない 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(9)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/05/25/9778112
■塩も体の膜を通る 鱸 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(10)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/06/12/9782032
■豊洲一の人気店・寿司大とは 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました 番外
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/06/26/9784957
■寿司大ってどうやって入る? 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました 番外
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/06/29/9785666
■新子 出世するほど評価が下がる 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(11)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/07/08/9787571
「昔の神田辺りの頑固な大将に『ハマチ、ください』とか言ったら大変でしたよね」
「それはかなりめんどうな事になりますね。ぼくぐらいの世代でもハマチって言ってほしくないって思うもの」
会社勤めで初めて東京を離れて住んだのが福島。その福島市に神田の老舗「達磨寿司」の次男が開いた店があった。大将は相性はいいが、昔気質の職人。「おれの目の黒いうちは、ネギトロとか納豆巻きなんて絶対に出さない。包丁の汚(けが)れだ」と常々言っていた。
そんな大将に後輩が電話で「ハマチ」と出前の注文をしていたので、あわてて止めた。「ダメだよ。ハマチなんて言っちゃ」。江戸前の寿司職人にとって、ハマチを握ってなどと言われるのは侮辱だ。気性の荒い大将だったら「出て行け」と怒鳴られるかもしれない。
ブリの幼魚の名称は地方によって違い、ハマチは関西などでの呼び名。ところが、関西から東京に養殖のハマチが入ってきたために、江戸前ではハマチと言えば養殖ブリを意味することになってしまった。しかも、昔の関西の養殖ブリは質がかなり悪かったことも「ハマチなんか使ってたまるか」に拍車をかけた。
最初の頃はブリの養殖にイワシが餌として使われた。脂の乗った冷凍イワシを一年中食べさせると、メタボブリになってしまう。昔の養殖ブリは脂くさいと言われた。江戸前の老舗は天然物しか握らないことに誇りを持っている職人が多かった。関西人にとっては天然も養殖も関係ない単にブリの幼魚という意味だから気楽にハマチを頼んでしまうが、相手によっては大変なことになる。回転寿司やチェーン店なら大丈夫だろう。
今の養殖ブリの餌は魚粉や大豆かすなどを配合し、たんぱく質50%、脂質10%というブリに必要なバランスに合わせているそうだ。配合飼料は成長に合わせて一口大の大きさに調整できるので、無駄が少なく、海を汚しにくい利点もある。
スズキ目アジ科ブリ属
◆今日の24貫
北海道のカツオ、東京湾のウッカリカサゴ、千葉のサゴチ、銚子のイワシ、淡路島真鯛、東京湾ワラサ、奥尻塩水ウニ、青森ヒラメ、銚子金目鯛、メイチダイ三重、山口煮アワビ、沖縄のメカジキ、生蛸北海道、北海道本マス、宮城アイナメ、式根島タカベ、富津コチ、東京湾キス梅、東京湾エボダイ、熊本4尾付け新子、サゴチ醤油、車海老生、ヤリイカ、蒸し車海老
◆そのほか
お通し マグロアヒージョ
ブラボウズ西京焼、帆立貝磯辺焼、北海道の青柳
卵焼き、ねぎり中落ち巻き
◆今日の酒
出雲富士、写楽、ササ正宗
■のぶっこ 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(1)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/01/20/9748644
■寒鰆 ピンク色は赤身白身どっち? 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(2)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/02/07/9753032
■豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました 番外 曇りSAKE
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/02/13/9753885
■黒鮪 海の可変翼戦闘機 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(3) スズキ目サバ科マグロ属
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/02/27/9757648
■アイナメ(鮎魚女)飯泥棒みたいな二つ名 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(4)カサゴ目アイナメ科アイナメ属
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/03/28/9757858
■初鰹は本当は旬ではない 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(5)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/03/28/9764356
■だいぶ遠い他人のアヤカリタイ 金目鯛 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(6)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/04/11/9767684
■本鱒 区別に意味がないサケとマス 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(7)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/04/26/9771020
■ウッカリカサゴ、ユメカサゴ 仔魚を産むと思われていたのに 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(8)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/05/10/9774518
■鱚 BSS(僕が先に好きだったのに) 白身は釣りたて締めたてはうまくない 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(9)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/05/25/9778112
■塩も体の膜を通る 鱸 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(10)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/06/12/9782032
■豊洲一の人気店・寿司大とは 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました 番外
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/06/26/9784957
■寿司大ってどうやって入る? 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました 番外
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/06/29/9785666
■新子 出世するほど評価が下がる 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(11)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/07/08/9787571
2度とないは大げさだが確率どれほど 初回被本塁打+本塁打 ― 2025年07月24日 12:25
1回に本塁打と被本塁打はMLB、3人目の記録だそうだ。極めてまれだが、二度とないってことはない。
まず、本塁打。
大谷の初回ホームランの確率はどれぐらいかわからないが、MLB通算261本。通算打数3510に四死球、犠飛などを足すと4050打席。
大体、15、6回打席にたつごとにホームランを打っていることになる。
被本塁打は?
これも初回の確率は分からないが、MLB通算493回投げ、54本被弾している。イニング途中交代もあるので、これより少し確率は下がるが、おおよそ10イニングに1回ぐらいの確率。両者をかけあわせると、同じ回に本塁打と被本塁打の確率は150分の1ぐらい。つまり、毎年30回ぐらい登板し、10年間続けると、2回ぐらいは初回本塁打+被本塁打が起きることになる。1回表に被弾し、裏にやり返す(ホームゲーム)のはこの半分ぐらいの確率になる。
もちろんDHを伴う限り、他のピッチャーが達成することはありえない。DH解除の条件であるピッチャーが代走をするとか、DHが守備に入るとかそんなことが初回から起きるわけがないからだ。
◆大谷翔平が掘り起こした46年ぶり偉業 MLB史上3人目…今後二度と生まれぬ可能性も
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/fullcount/sports/fullcount-1795625
まず、本塁打。
大谷の初回ホームランの確率はどれぐらいかわからないが、MLB通算261本。通算打数3510に四死球、犠飛などを足すと4050打席。
大体、15、6回打席にたつごとにホームランを打っていることになる。
被本塁打は?
これも初回の確率は分からないが、MLB通算493回投げ、54本被弾している。イニング途中交代もあるので、これより少し確率は下がるが、おおよそ10イニングに1回ぐらいの確率。両者をかけあわせると、同じ回に本塁打と被本塁打の確率は150分の1ぐらい。つまり、毎年30回ぐらい登板し、10年間続けると、2回ぐらいは初回本塁打+被本塁打が起きることになる。1回表に被弾し、裏にやり返す(ホームゲーム)のはこの半分ぐらいの確率になる。
もちろんDHを伴う限り、他のピッチャーが達成することはありえない。DH解除の条件であるピッチャーが代走をするとか、DHが守備に入るとかそんなことが初回から起きるわけがないからだ。
◆大谷翔平が掘り起こした46年ぶり偉業 MLB史上3人目…今後二度と生まれぬ可能性も
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/fullcount/sports/fullcount-1795625
菅平から従姉の家に ― 2025年07月23日 13:06
同級生の菅平のペンションでミニ同窓会の帰り、去年から軽井沢に移住している従姉の家に寄った。前日から泊まっていた妹夫婦とは入れ替わり。
5月に従姉のジャックラッセルテリア(確か)が旅立った。
妹が連れてきた繁殖引退犬は、いつの間にか、不在となったその場所に収まっていた。残ったにおいで落ち着くのだろうか。
◆真夏の卒業式と代替わり
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/07/22/9790583
5月に従姉のジャックラッセルテリア(確か)が旅立った。
妹が連れてきた繁殖引退犬は、いつの間にか、不在となったその場所に収まっていた。残ったにおいで落ち着くのだろうか。
◆真夏の卒業式と代替わり
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/07/22/9790583
真夏の卒業式と代替わり ― 2025年07月22日 09:10
高校の同期生が菅平でペンションを営んでいる。10年前から毎夏、10人前後の同期生が1泊し、ミニ同窓会を開いている。
今年は過去最高の16人(本人も入れれば17人)が集まった。
この4月から、同級生夫妻は、これまで手伝っていた息子さんと大学生の時からバイトしていたその奥さんに経営を引き継いだ。そこで、卒業式をサプライズで開いた。幹事の発案で、これまでの感謝とごくろうさんの色紙とオリジナルのTシャツを贈った。同級生夫妻のTシャツには、ペンションのオープン年~2025がプリントされ、息子さんたちのTシャツは「Since 2025」の文字。
ペンション経営はむちゃくちゃ大変。コロナや経済動向などの影響も大きい。後継者不足も深刻だろう。
菅平はラグビーなどの合宿で有名。涼しく、設備も充実している。たった4人で、40人の合宿を引き受けることもあるそうだ。
今年は過去最高の16人(本人も入れれば17人)が集まった。
この4月から、同級生夫妻は、これまで手伝っていた息子さんと大学生の時からバイトしていたその奥さんに経営を引き継いだ。そこで、卒業式をサプライズで開いた。幹事の発案で、これまでの感謝とごくろうさんの色紙とオリジナルのTシャツを贈った。同級生夫妻のTシャツには、ペンションのオープン年~2025がプリントされ、息子さんたちのTシャツは「Since 2025」の文字。
ペンション経営はむちゃくちゃ大変。コロナや経済動向などの影響も大きい。後継者不足も深刻だろう。
菅平はラグビーなどの合宿で有名。涼しく、設備も充実している。たった4人で、40人の合宿を引き受けることもあるそうだ。
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