復活2024年11月03日 12:06

復活
一度は閉店したおでん種の店が復活した。東京中からおでん種の店が次々と姿を消す中、貴重な新装開店。ぜひとも応援したいところだが、ちょっと遠い。地元ではニュースになってる。

http://510oden.com/
https://shinagawa.keizai.biz/headline/4629/
https://shinagawa.goguynet.jp/2024/10/07/gotoukamabokotenn-3/

ラーメンフェスタでかき氷は食べない2024年11月10日 16:38

ラーメンフェスタでかき氷は食べない
ラーメンフェスタ第3幕に再訪。でラーメン以上の行列ができると言われているのが、世田谷の人気かき氷店「ゆきうさぎ」。さすがに寒かったのか、早かったからか誰も並んでなかった。それにしても高い。

大臣過半数は中高一貫校 裏ルール?2024年11月11日 13:19

大臣過半数は中高一貫校 裏ルール?
大臣の過半数11人は中高一貫校卒でないとならないという裏ルールでもあるんだろうか。
(まあ、慶応義塾も校舎が離れていて進学先が複数選べる変則一貫校みたいなもの)。
*憲法68条、国務大臣の過半数は国会議員から選ぶ。

信州vs.西 ほとんど同じ2024年11月14日 13:23

信州vs.西 ほとんど同じ
 東西食べ比べはしたことあるが、信州は初めて。あえて、違いの大きそうな西と比べてみた。が、はっきり分かるほど味の差はない。信州の方が麺が太く、醬油の色が濃いぐらい。信州の方は魚粉を使っているせいか出汁の香りを強く感じる。
粉末醬油の製法上、関西風といってもどんぶりの底が見えるような薄いスープにすることは無理だと聞いたことがある。京都風の薄口醬油は色は薄いけど塩分が濃いので、スープの色を薄くできるけど、粉末にすると茶色くなってしまうので、薄口醬油の色みは再現できないみたいな話だったと。

グーグルノーベル賞は共同受賞者のおかげ。所詮は名誉より利益なのが企業2024年11月29日 17:31

グーグルノーベル賞は共同受賞者のおかげ。所詮は名誉より利益なのが企業
 ノーベル賞化学賞のベイカーの研究室にいた助教が解説をするというので聞いてきた。今回、好きな形のたんぱく質をデザインする功績で化学者のベイカー、たんぱく質の形を予測する功績でグーグルのIT技術者2人が受賞したが、本当は、構造予測の方も元々ベイカーがやっていたんだそうだ。
 たんぱく質は20種類のアミノ酸が様々な組み合わせで鎖状につながった大きな分子。鎖の輪であるアミノ酸同士もくっつくので、一直線ではなく、交差したり、ねじれたりして、綾取りのようにかご形になったり、ほうき状になったり、いろいろな形を取る。
 どういう形をしているかがたんぱく質の機能や性質を決める。どのアミノ酸がどの順番でつながっているかを確かめるのは簡単だが、それがどんな風に絡み合ってどんな形になっているかを突き止めるのは大変(*)。
 コンピューターの計算で形を予言できたら非常に画期的だ。しかし、並び順の分かった100個のアミノ酸でできたたんぱく質で、とれる形の可能性は48桁通り。宇宙が始まってからの秒数より大きい数値なので、すべての場合について計算し、最も安定なのはどんな形なのか決めるのは不可能。
 そこで、形が公表されていないたんぱく質のアミノ酸の並びから、形をコンピューターで推理するコンテストが1994年から始まった。
 ランダムにはできないので、並びからある程度想像して鋳型にあてはめて計算する方法が最初は使われた。ベイカーたちは、部分的に見られる天然物の類似構造を組み合わせるような方法で、計算し、大きな衝撃を与えた。徐々に進歩し、2016年の第12回コンテストでは、一致度40%とライバルを大きく離して優勝。
 ところが、2018年、それまで囲碁の機械学習AlphaGoをやっていた英グーグルの子会社Deep MindがAlphaFoldを突然発表。60%一致というぶっちぎりで優勝した。化学と全く関係ないIT企業の殴り込みだ。そこで、ベイカーらも機械学習を投入し始めた。
 2020年のコンテストでは、Deep MindがAlphaFold2で、90%一致というほぼ予測できたといえる数値をたたき出した。ベイカーらも機械学習を取り込んだ予測ソフトRosetta Foldを2021年6月に公開。
 それまで、Deep MindのAlphaFoldは使用が有料で公開されていなかったのだが、ベイカーたちが同様に優れたRosetta Foldを6月に無償で公開すると、AlphaFold2も同7月に無償で公開された。
 ベイカーグループという無償で成果を提供するライバルがいるから、公開せざる得ないわけで、そうでなければ、科学と人類への貢献を評価するノーベル賞は授賞されなかっただろう。もともとgoogleは花より団子でノーベル賞なんて眼中にないかもしれないが。
 AlphaGoなど囲碁、将棋ソフトの場合、プロ棋士の棋譜を無数に取り込んで学習するのだが、AlphaFoldでこの棋譜に相当するのが天然物の実際の形のデータだ。
 この棋譜集めにものすごく貢献したのが日本の化学者たち。で、その成果を無償で取り込んでるくせに有料にしていたという。
 その後、ベイカーらは、逆に、たんぱく質を思った通りの形にするにはアミノ酸をどのように並べればいいかというデザインの研究に取り組むようになった。
(*)アミノ酸の並び方が決まれば、そのたんぱく質の形は自然に1通りの形に決まるというドグマがある。理論的には、一つしかない形が計算で求まるはず。裏を返せば、たんぱく質の形を定めればそれに相当するアミノ酸の並びは1通りしかないという1対1対応がある。