コロナにPCR無効教の愚かさ アインシュタインだって相対論を理解してなかった2021年04月22日 13:21

コロナにPCR無効教の愚かさ アインシュタインだって相対論を理解してなかった
 「PCRは無効」とか「コッホの4原則を満たしてないから新型コロナウイルスは存在しない」とか訳の分からないトンでもエセ医学を語るお年寄りがた。PCRを何故使うのかと質問してくる人もいる。何かと思ったら、そういう発信をして大人気な医学系の名誉教授がいるのだ。大学に抗議殺到で迷惑してるようだが。そういう本まで書いていて、PCR検査の産みの親が「PCRを感染症の診断に用いてはならない」と言ったから、PCRは新型コロナウイルスに対して無効なんだそうだ。そんな事は言ってないが、百歩譲って仮にそんなような事を言っていたとしても、金科玉条には全くならない。「生みの親が言ってるんだから間違いない」という思考停止状態は自分の頭で物を考える事ができない愚か者の行為だ。
 日本人がワクチンを忌避するのはマスコミのせいだとかつぶやいてる医者がいるが、そんな暇があったら、隗より始めよ。ワクチン不要論の内海医師とか、こういう事を書いてる研究者が一般国民に与える悪影響が甚大なんだからまずそっちを業界で何とかしろと小一時間説教したい。
 「ある物(理論や技術を含む)を発明、発見した生みの親がその事について世界中で最も詳しく、最も正しい見解を持っているはず」という無条件の前提が間違ってる。例えば、アインシュタインは相対性理論の生みの親あdが、一般相対論の数学的な扱いについて完全に理解していたかどうか怪しいとされる。また、相対論の宇宙論などへの応用では、アインシュタインより有能な理論物理学者がたくさんいた。相対論は正しいけど、相対論の応用に関連したアインシュタインの主張が間違っていた事が後で分かった事もある。もちろん、0から1を産みだした人が偉大だが、その1を100にするには別な才能が必要な場合があり、生みの親が最もそれに長けているとは限らない。自分が生んだ子どもの性格や性質、適性を親より他人の方がよく理解している場合があるようなものだ。HIV感染の診断と治療で、PCRは非常に役立っており、もしも、PCRを使えなかったら大変な事になる。
 PCRではRNAの残骸の存在を確認しているだけで、活動的なウイルスの存在を捕らえていないと主張するなら、実際に、細胞への感染と増殖、ウイルスの排出というサイクルが完成していない健常者でもPCRが反応するのかどうか、その確率はどれぐらいなのかといった検証をするべき。コロナでも原発の放射能の影響でもそういう量的評価がないトンでも似非科学が多すぎる。
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