予約で名前を異様に詳しく聞かれ行ってみると2021年04月19日 09:33

予約で名前を異様に詳しく聞かれ行ってみると
ランチの時にちょっと良さそうな店があったので行って見ることに。サバの生姜煮10円が待っていた。いつも、「鍛冶屋の鍛冶ですか?」と聞かれると「ちょっと違うけどそれでいいです」と面倒だから答えてしまうのだが。今回はしつこく確認されるので「金偏に階段の段と書いて鍛えるという字がありますね。それに明治の治、さんずいに台風の台と書く治めるという字を書いて、二文字で鍛治です」と説明した。

インド二重変異株 頭の悪い人が書いてる感じで意味不明2021年04月19日 13:48

インド二重変異株 頭の悪い人が書いてる感じで意味不明
 具体的には、L452Rという変異とE484Qという変異の2つが同時に起きている新型コロナウイルスの事を指している。記事によると、「一つのウイルス内で二つの変異が同時に起きる」「二重変異株はより感染力を増し、免疫を回避する可能性がある」ということだが、これってかなり頭の悪い人が書いてる。まず、通常の変異株が1カ所しか変異してないと思ってるのが間違い。今、大阪を席巻しているイギリス由来の変異株は、スパイク(王冠のギザギザ部分のたんぱく質)の主要な変異だけで、N501Y、A570D、P681Hなど5種類以上が変異している。スパイク以外も含めればもっと何重にも変異してる。南アフリカ由来やブラジル由来の変異株もN501Y、E484Kなど複数の変異が入っている。新型コロナウイルスは年平均で約23個の変異が起きるとされるので、23重変異株が普通。これはウイルスの遺伝子RNA全体の0.08%ぐらいの変異率で、インフルの4分の1程度の速度。遺伝子の保存性が高く、古いワクチンの効果が非常に長続きするとされるはしかの麻疹ウイルスとほぼ同じぐらいだ。
 L452Rは、ウイルス感染やmRNAワクチンで誘導される細胞性免疫を回避する変異、E484Qは聞いた事ないが、E484Kと同様、感染やワクチンなどでできる抗体からの攻撃を回避する変異ではないか。さて、南アやブラジル由来の変異株も、攻撃力を高めるN501Y変異(感染速度を加速する)と防御力を高める484K変異(抗体からの攻撃を回避する能力を高める)の両方を併せ持つ二重変異株なのだが。人は何か望む物を得るためには何か大切な物を失わなければならない。よく文学のテーマになる命題だが、ウイルスも同じで、攻撃力と防御力はトレードオフ、矛盾する変異なのだ。
 なぜ幼稚なヒーローアニメの世界観みたいな事が現実の世界でも起きると思ってる人が多いのか。また、ワイドショーが騒ぎそうだが。上に書いたHIVの淘汰のように、少しずつサバイバル能力を高めていくが、いきなり全属性MAXとかいうズルはできない。

◆インドで「二重変異株」を確認 新型コロナウイルス
https://www.bbc.com/japanese/56519674
◆インドで「2重変異株」のコロナウイルス、第2波懸念
https://www.cnn.co.jp/world/35168464.html

◆攻撃力のN501Y 防御力のE484K 両方持てばスーパー無敵コロナとかないからね
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2021/04/17/9368084