緑信号が青信号になった理由 なかなか興味深い。2021年04月04日 22:57

 1930年、日本初の信号機が登場した時、法令では「緑色信号」だった。だが、世間では青信号と呼ぶのが一般的で、1947年には法令でも青信号と呼ぶようになった。1971年以降、実際の色も青に近くなった。国際照明委員会(CIE)が道路信号は赤・緑・黄の3色を使うと定めており、警察庁の「交通信号関係仕様書」もこれに従っている。
 緑信号をなぜ日本では青信号と呼ぶのかには諸説あるようだ。日本の古語には、赤い(明)、黒い(暗)、白い(顕)、青い(漠)の4色しかなく、例えば、真っ赤なウソとは明らかなウソを意味する。そのため、グリーンも青に含まれ、その名残として、今でも青リンゴ、青田買い、青蛙、青虫などと呼ぶのと同じ。また、緑田買い、緑蛙と同じく緑信号は言いにくかったという説。赤、黄、青の色の3原色に合わせたという説など。

◆Q.青信号というのになぜ緑色の信号があるのですか
http://www.pref.shizuoka.jp/kyouiku/kk-120/documents/op34.pdf
◆[Q]なぜ信号機は赤黄緑の3色が使われているの? | JAF
https://jaf.or.jp/common/kuruma-qa/category-drive/subcategory-sign/faq166