捏造疑惑教授 京大の懐の深さを感じさせる人材 ある意味ね2020年04月21日 13:06

 ああやっぱりね、としか。
>>ノートなく大学が調査 「ケータイを持ったサル」の著者
 この著書自体が「科学者にあるまじき内容」と評されるトンデモ本。
 以前に、日経や毎日が正高教授の研究発表を載せてるが、「よく記事にしたな」と。解釈に無理がある実験内容だった。例えば、「霊長類が色の区別がつくようになったのは、ヘビが怖いから」という論文発表。幼児に、モノクロとカラーの2種類の写真を見せヘビの絵を探させた。モノクロの場合、カラーに比べて、ヘビの絵を選ぶのが遅くなる。
→ 色がわからないとヘビに気づきにくい → 霊長類が色が区別できるようになったのは天敵のヘビを早く見つけるため
という驚くべき推論。なんでヘビ限定なのかというのもあるが、そもそも犬や猫などサル以外の哺乳類も色の区別はつく。ヒトの赤-緑色覚異常に近く、モノクロに見えているのではない。
 また、「生理前は嫌いなものに敏感になっている」という論文。
ヘビの絵の発見が早くなる → 嫌いなものに敏感になっている → 妊娠初期の不安定な時期に危険を早く察知するため嫌悪感に敏感になるのだろう。
 だから、なんでヘビ限定なの?
 五山送り火「い」の山を発見というのもあったが、そもそも、なぜサルの専門家が歴史的文化的発見をするのかという根本的疑問がある。
 かつて、霊長研の教授にパワハラを受けたと言って勝手に記者を集めて会見を開いたり。また、わざわざ文科省クラブで記者会見を開くのに事務職員なしの1人でやって来たので理由を聞くと「京大ではいじめられていて会見を開かせてもらえない」という趣旨の発言をしたそうだ。どうしたらメディアに大きく扱ってもらえるかよく分かっている人。
京大元教授、大麻合法成分の論文データ捏造か 本人否定
https://digital.asahi.com/articles/ASN4N7TBZN4LPLBJ001.html?iref=pc_extlink