コロナに自衛隊最強 当然 野戦病院なんだから2020年04月28日 22:17

コロナに自衛隊最強 当然 野戦病院なんだから
 週刊新潮が、自衛隊中央病院の対新型コロナ戦績を奇跡と褒めたたえている。「何を当たり前の事を大仰に」と思う。
 私は仕事でも行ったし、受診したこともあるので、自衛隊中央病院が優秀なスタッフを抱え、素晴らしい施設である事はもちろん知っている。しかし、この病院は普通の病院ではない。コロナ禍のような災厄に強いのは、元々そういう施設なんだから当然なのだ。
 自衛隊中央病院は自衛隊員がかかるための病院だ。だが、自衛隊員はそんなに病気にならない。そう、この病院は、戦争になった時、負傷兵を受け入れるための病院なのだ。だから、平和な時は余裕を持ってベッドを空けている。数えたわけではないが、ざっと見た感じ、4人部屋に1人か2人しか患者がいない。スタッフも十分いる。
 戦争になったら、敵国がウイルスや細菌兵器を使うかもしれない。当然、そういう備えもある。防衛医科大にはアウトブレイクの専門家もいる。
 さて、繰り返すが、自衛隊員はそんなに病気にならない。ケガで入院しても、すぐ退院してしまう。日頃から治療に慣れてなければならないから、一般人も受け入れているのだ。
 もともと戦争に備えた病院なのだ。コロナとの戦争状態に強いに決まっている。しかし、日頃からギリギリのスタッフで回している普通の病院が同じ事をしようとしたって無理だろう。

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https://www.dailyshincho.jp/article/2020/04221700/?all=1