封じ込め失敗の理由が分かった 新型コロナは封じ込められない2020年03月03日 11:14

封じ込め失敗の理由が分かった 新型コロナは封じ込められない
 クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号を始め、どうして、新型コロナウイルスの封じ込めに失敗したのか。その理由がようやく理解できた。意見交換会での感染症対策専門家の説明を私は誤解していたようだ。
コロナ報道はどうあるべきか 意見交換:
http://kajiyan.asablo.jp/blog/2020/03/01/9219698
 専門家にはSARS封じ込めの成功体験があり、同じ方法で排除できると思っていたのだ。そして、後付けの結論で言えば、新型コロナウイルスはSARSと違って封じ込められないウイルスなのだ。
 症状のある人とその周りの人を閉じ込めておけば感染拡大は抑えられる。それが(古典的?)感染症疫学の常識だという。SARSはこの方法で排除、終息に持ち込めた。SARSは絶滅したわけではなく、元々すみかにしていた動物(コウモリなのか、タヌキなのか、何なのかは不明)と仲良く暮らしているだろう。
 まだ科学的に確定した事実ではないが、現時点の情報からの推測では、新型コロナウイルスにこの常識は通用しないらしい。
 一般的な急性感染症では、症状が出ている人はウイルスが大量にいて、せきや下痢などで盛んに体外に排出している。だが、症状が出ない人(不顕性感染者、無症候キャリア)はウイルスも少なく、感染を広げにくい。ところが、新型コロナウイルスは全く症状が出ない元気な人にも結構な量のウイルスがいて、周りに感染を広げている(らしい)。
 こういうウイルスを封じ込める事はたぶん不可能。
ダイヤモンド・プリンセス号の中で、症状のある人とその濃厚接触者だけ閉じ込めておけば何とかなるだろうと対策を始めた時には、すでに症状のない感染者が元気に船内を歩き回って、感染を広げて歩いた後だった。これと同じ状況が世界中で起きてるのだ。

15分アニメを30分に(続) トンデモ解決法 でもありそう2020年03月03日 13:53

 15分アニメを急に30分にしてくれ。少年マガジンの連載ヒットマンの続きを読んだら、主人公がホントにトンデモない解決法を思いついていた。だが、なんか既視感がある。ホントにひどい解決法なのだが、あの業界ならもうやってそう。
 そもそも15分で12回分シナリオも完成、1話目は作製済みのアニメを放送直前に30分で12回にしてくれというのがどれぐらいムチャか例えを思いつかない。バイクの新製品発表直前に4輪車で作り直せぐらいの話だ。
 で、既視感というのは、「江古田ちゃん」という5分アニメ。3カ月12話放送された直後にすぐ繰り返し放送されたが、特別版と称して、各話の声優や監督のトークを入れた30分番組になっていたのだ。全く同じ物をすぐ再放送するのはよくあるが、なんじゃ、これ?
 不思議だったが、そうか、これも、30分放送枠の予定作品がいきなり崩壊して、「なんか、この間やってた5分アニメ、声優や監督のトークを入れたサービス版があるらしいよ」みたいな話になったのだろうか。