試験なら0点 令和の墨書2019年04月01日 21:49

 官房長官が掲げた墨書「令和」の令。
本来、この字体(令の最後が垂直の縦棒になる)は明朝やゴシックなど印刷で使う書き方。
毛筆ではカタカナのマのように書くのが普通で、書家がこんな風に書くのはあまりない。
今の小学校では手書きでもこの印刷書体を教えるから、これを書いた内閣府の職員もそれに合わせたのだろう。 だが、勢い余ったのか、令の最後の縦棒をはねてしまっている。学校でははねてはいけないと教えていて、テスト問題、入試問題でこの墨書のようにはねてしまうと不正解×になってしまう。
 これまではねてはいけないと教えていた小学校は困るだろう。官房長官の会見ではねていたと言われたらどう教えるのか。文科省と打ち合わせてなかったのだろうか。最後の詰めが甘かったのでは。
 まあ、科学的にはどうでもいいけど。好きなように書けば。