区立中では改革は無理 麹中メソッドの限界2023年08月16日 12:12

区立中では改革は無理 麹中メソッドの限界
麹中メソッドの工藤校長がいつの間にか私立に。その後の麹中の方が気になっていた。
麹町中には麹町小の同級生や親類など多くの知り合いが通っていた。当時は管理教育の権化みたいな学校で、麹町中に進学した小学校の同級生が何だか暗い顔をしてたのを覚えている。区立の中ではトップブランドだから例のアルマーニ小学校のように親が千代田区内に引っ越してでも通わせたがるところだった。
それで数年前の工藤改革がものすごく持てはやされたわけだが。しかし、疑問を感じた。例えば、中間期末をなくす。なくすけど結局小テストで細かく見る。要は、大部分の区立中学生が進学する都立高が入試に内申点を採用している限り、いかなる中学も生徒になんらかの点数評価で序列を付けざるを得ない。テストの手段が変わるだけで、相対評価を上げ、順位を上げる点取り競争をするしかないのだ。理想はいいけど、公立中でそれを実現するのはかなり無理があるだろう。むしろ、post工藤の麹町中がどうなったかに興味がある。サイトを見ると、取材お断りと書いてある。

◆「定期試験なし」の千代田区・?町中、改革転換を検討 保護者に波紋
https://digital.asahi.com/articles/ASR825V8GR7VOXIE04B.html

◆「どこにでもある私立」横浜創英はなぜ人気校になれたのか 麹町中に続き改革をまかされた工藤勇一校長に聞く(上)
https://www.asahi.com/edua/article/14893631

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://kajiyan.asablo.jp/blog/2023/08/16/9610211/tb