揚げない顔に見えるのだろうか: かじヤンの科学する心

　実家の近くに昔からある老夫婦の肉屋。巣ごもり需要で、棒ヒレ肉を買って、とんかつにしたり、焼きそばに入れる切り落とし肉を買ったりしてる。千切りキャベツなんかも売っていて便利。さて、家でつくる揚げ物で一番めんどうなのがコロッケ。この肉屋にはポテトコロッケやカニクリームコロッケのタネも売っていて、買って帰る。ところが、半年ぐらいの間に5回ぐらいは買いに行ってるのに、いつも店で揚げようとする。「家で自分で揚げるので、揚げなくていいです」という会話を毎回繰り返す。いつまでたっても「揚げなくてよかったんですよね」という会話にならない。どういう事か？　家では揚げない顔をしているのだろうか。どんな顔だそれは。それとも、今は、家で揚げる人はマレなんだろうか。