パイロットのミスとは限らない 管制官がミスすることもある2024年01月02日 19:31

パイロットのミストは限らない NHKのニュースで、元パイロットの小林氏が[管制官の指示を聞き間違えたか、JAL機がコースをはずれたか、2つの可能性がある」とパイロットミスを前提にコメントしてました。しかし、管制官がミスをすることもあります。 ジャンボ機同士が空港で衝突した航空機事故史上最大の犠牲者となったテネリフェの悲劇では、パイロットだけでなく、管制官の指示にも問題があったとされています。  ◆JAL機と衝突の海保機、救援物資を運ぶ予定 6人搭乗、安否確認中
 NHKのニュースで、元パイロットの小林氏が[管制官の指示を聞き間違えたか、JAL機がコースをはずれたか、2つの可能性がある」とパイロットミスを前提にコメントしていた。しかし、管制官がミスをすることもある。
 同じような空港での衝突は、ジャンボ機同士の衝突で航空機事故史上最大の犠牲者となったテネリフェの悲劇が有名だ。この事故では、強引な離陸をしようとしたKLMのパイロットだけでなく、管制官の指示にも問題があった複合要因とされている。
 テロ予告で空港が閉鎖された後の解除で空港が混雑、混乱していたというのもミスが起きやすい要因。今回の能登地震による緊急の物資輸送も似たようなイレギュラーな状態が考えられる。

1)JAL機が誤った滑走路に着陸した。
①パイロットが管制官の指示を聞き間違えた、または、勘違いした。
②管制官がJAL機に誤った指示を出した。

2)海保機が誤ってJALの着陸する滑走路に進入した。
①海保機のパイロットが管制官の指示を聞き間違えた、または、勘違いした。
②管制官が海保機に誤った指示を出した。

3)JAL機のパイロットが着陸の際、誤って滑走路のコースからはずれた(国内でも過去に誤ってタクシーウェイに着陸するという重大インシデントが起きている)。
 大体、この5通りが考えられる。どの場所で衝突しているかがポイントだ。後はフライトレコーダー、ボイスレコーダーで詳細が分かるだろう

◆JAL機と衝突の海保機、救援物資を運ぶ予定 6人搭乗、安否確認中