お好み焼きや焼きそばはおかずではない 何故? ― 2024年05月06日 17:34

初めて大阪に赴任した時、お好み焼きと焼きそばのMIX定食(ライス、味噌汁付き)というランチに驚いた。
意図的な論点ずらしなのかもしれないが、有吉の主張のように炭水化物を含む食べ物同士を重複させることが攻撃されているのではなく、問題は炭水化物の比率だ。
通常の食事は、炭水化物源である「主食」とたんぱく質源である「主菜」を組み合わせることでPFCバランス(たんぱく質:脂質:炭水化物)を調整している。
お好み焼き、焼きそばやラーメンなどの麺類、丼物、炒飯、炊き込みごはんなどは主食と主菜が一体化したもの。主食にもおかずにも分類できない。これらをおかず(主菜)にして白米を食べると炭水化物過多になり、バランスが崩れる。ラーメンと炒飯などこれら同士を組み合わせる分には総カロリー摂取量の問題はあるいが、バランスは崩れない。
厚労省の「エネルギー産生栄養素バランス」の推奨値はたんぱく質(P)13-20%(中央値16.5)、脂質(F)20-30%(25)、炭水化物(C)50-65%(57.5)。
文科省の食品標準成分表で換算すると(kcal/g P,F,C=4,9,4)、お好み焼きは15、42、43。やや脂質が過剰なので、たんぱく質と炭水化物を足せばいいのだが、白米だけ足すと炭水化物過剰になってしまう。
焼きそばは即席麺しか記載がないが、一般のサイトなどを見ると、この中央値に非常に近いバランスなので、白米を足すと明らかに炭水化物過剰だ。
日清の「【完全メシ】焼きそば U.F.O.」は15、23.6、61.4に調整されている。
醬油ラーメンはたんぱく質と炭水化物の比率が大きく、炒飯は脂質の比率が大きいので、この2つを組み合わせると非常にバランスがよくなる。
お好み焼きや焼きそばをおかずにするのは、牛丼や炒飯をおかずにして白飯を食べるのと同じになってしまうので、一部の地域以外ではあまり受け入れられないわけだ。
しかし、それは無理なのに、世界4大主食の塊であるポテトコロッケをおかずに食べられるのは不思議だ。どちらのケースもおそらくソースが作用しているのだろう。
◆有吉弘行 〝炭水化物+炭水化物〟を悪者にした元凶に憤り「どうせ痩せたモデルだろ!」
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/300391
意図的な論点ずらしなのかもしれないが、有吉の主張のように炭水化物を含む食べ物同士を重複させることが攻撃されているのではなく、問題は炭水化物の比率だ。
通常の食事は、炭水化物源である「主食」とたんぱく質源である「主菜」を組み合わせることでPFCバランス(たんぱく質:脂質:炭水化物)を調整している。
お好み焼き、焼きそばやラーメンなどの麺類、丼物、炒飯、炊き込みごはんなどは主食と主菜が一体化したもの。主食にもおかずにも分類できない。これらをおかず(主菜)にして白米を食べると炭水化物過多になり、バランスが崩れる。ラーメンと炒飯などこれら同士を組み合わせる分には総カロリー摂取量の問題はあるいが、バランスは崩れない。
厚労省の「エネルギー産生栄養素バランス」の推奨値はたんぱく質(P)13-20%(中央値16.5)、脂質(F)20-30%(25)、炭水化物(C)50-65%(57.5)。
文科省の食品標準成分表で換算すると(kcal/g P,F,C=4,9,4)、お好み焼きは15、42、43。やや脂質が過剰なので、たんぱく質と炭水化物を足せばいいのだが、白米だけ足すと炭水化物過剰になってしまう。
焼きそばは即席麺しか記載がないが、一般のサイトなどを見ると、この中央値に非常に近いバランスなので、白米を足すと明らかに炭水化物過剰だ。
日清の「【完全メシ】焼きそば U.F.O.」は15、23.6、61.4に調整されている。
醬油ラーメンはたんぱく質と炭水化物の比率が大きく、炒飯は脂質の比率が大きいので、この2つを組み合わせると非常にバランスがよくなる。
お好み焼きや焼きそばをおかずにするのは、牛丼や炒飯をおかずにして白飯を食べるのと同じになってしまうので、一部の地域以外ではあまり受け入れられないわけだ。
しかし、それは無理なのに、世界4大主食の塊であるポテトコロッケをおかずに食べられるのは不思議だ。どちらのケースもおそらくソースが作用しているのだろう。
◆有吉弘行 〝炭水化物+炭水化物〟を悪者にした元凶に憤り「どうせ痩せたモデルだろ!」
https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/300391
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