オードリーはヘボンではない2025年07月02日 12:41

オードリーはヘボンではない
 江戸時代や明治時代の日本人は素直に耳で聞いた外国語をそのまま覚えるので、発音に関しては現代人より原語に近い。そんな風説が昭和にはあった。
 その例として、予備校の講師なんかが挙げていたのが、Hepburn。現代式にヘップバーン、ヘプバーンと発音するより、ヘボン式のヘボンの方がより英語圏の発音に近いというのだ。で、「そんなものか」と信じていたのだが、いろいろ便利になって確かめてみると、イギリス人もアメリカ人も、ヘバーンとは発音してない。
 へpバーン、ヘッpバーンと明らかにpを発声している。receiptやraspberryなどの無音のpとは違う。単に、明治から昭和初期の人たちは子音の聞き取りができなかっただけではないかと。

◆Audrey Hepburn の発音の仕方
https://ja.forvo.com/word/audrey_hepburn/

◆ローマ字表記、70年ぶり改定へ意見公募 文化庁が「ヘボン式」案
https://digital.asahi.com/articles/ASSDW4TZ9SDWUCVL02HM.html