だったら、こっちに向けといてほしい ― 2026年05月05日 12:26
ラーメンに比べるとフェス向きでない ― 2026年05月06日 13:01
最終日間近、クラフト餃子フェスなるものがあると聞き、夕飯代わりに行ってきた。
着いてまず並んだのはエールコーナー。飲み比べを注文。
で、最初は一番並んでない餃子に行ったのだが、これが失敗。餃子が冷えていた。
そう、同じ場所でやるラーメンに比べ、餃子はフェス向きでないのだ。ラーメン屋に行けば分かるが、同時に作り始めると絶対ラーメンが先行する。時間のかからないラーメンなら行列の伸びを見て調整しながら作れる。餃子は列を見てから対応して作ったのでは間に合わないので予測して焼き始めなければならない。で、予想通り列が伸びないと冷める。
なので、列の長いところに行かないとダメだ。3店目ぐらいで温かくなり、5店目ぐらいで「熱いから気をつけてください」になった。
フェス向きではない点はバラエティーにもある。ラーメンは醬油、味噌、とんこつ、塩とそれぞれに良さがあり、出汁も麺も具も千差万別。餃子にもトマトチーズやらカレーやらあるが、所詮イロモノ。シンプルな焼き餃子に勝る味ない。
それともう一つ欠点は、フェスというスタイルでは一部を除いてタレがない。タレなしに自信があるのだろうが、3個目4個目はタレをつけたい。
着いてまず並んだのはエールコーナー。飲み比べを注文。
で、最初は一番並んでない餃子に行ったのだが、これが失敗。餃子が冷えていた。
そう、同じ場所でやるラーメンに比べ、餃子はフェス向きでないのだ。ラーメン屋に行けば分かるが、同時に作り始めると絶対ラーメンが先行する。時間のかからないラーメンなら行列の伸びを見て調整しながら作れる。餃子は列を見てから対応して作ったのでは間に合わないので予測して焼き始めなければならない。で、予想通り列が伸びないと冷める。
なので、列の長いところに行かないとダメだ。3店目ぐらいで温かくなり、5店目ぐらいで「熱いから気をつけてください」になった。
フェス向きではない点はバラエティーにもある。ラーメンは醬油、味噌、とんこつ、塩とそれぞれに良さがあり、出汁も麺も具も千差万別。餃子にもトマトチーズやらカレーやらあるが、所詮イロモノ。シンプルな焼き餃子に勝る味ない。
それともう一つ欠点は、フェスというスタイルでは一部を除いてタレがない。タレなしに自信があるのだろうが、3個目4個目はタレをつけたい。
今日は店長おまかせセット 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました 番外 ― 2026年05月09日 00:37
以前、店長が「(ライバルの)大和寿司を手土産に持ってくるお客さんもいますよ」と言っていたので、それよりはカブらない大阪寿司を持って行ったことがある。今回は、同じ豊洲市場の茂助団子の柏餅を持って行った。
「さっき、茂助団子でFMの『あの日にかえりたい』のカバーが流れてんだけど。カバーなのにユーミンと同じぐらい音痴だったからびっくりしちゃった。ユーミンのマネしてわざと下手に歌ってるのかなあ」
「カジさん、刺されますよ」
「音痴っていう言葉が良くないなあ」
「ユーミンは自分で作った曲なのに、自分が書いた音符とちょっとだけ違った歌を歌っている」
「それならいいね」
いや、めんどうくせえわ!
いつから我が国はホントのことを言ってはいけない国になったのか。
さて、コスパの良い店長おまかせセットを頼んだ。築地に開店して間もないころは確か3500円だった。それよりはだいぶ高くなったとはいえ、最近のおさかな事情を考えればそれでもだいぶお買い得だと思う。
◆今日のおまかせ
卵焼き、塩釜大トロ、宮城アイナメ、鹿児島鯵、三重鰆、茨城スミクイウオ、勝浦カツオ、山口煮アワビ、小笠原メカジキ、巻物、東京湾鱚、北海道北寄貝+松皮カレイ、あら汁
◆そのほか
お通し カンパチ
石川鰯、北海道アン肝ポン酢、ホタルイカ
◆今日の酒
播州一献、ZAO、堇露威吹
「さっき、茂助団子でFMの『あの日にかえりたい』のカバーが流れてんだけど。カバーなのにユーミンと同じぐらい音痴だったからびっくりしちゃった。ユーミンのマネしてわざと下手に歌ってるのかなあ」
「カジさん、刺されますよ」
「音痴っていう言葉が良くないなあ」
「ユーミンは自分で作った曲なのに、自分が書いた音符とちょっとだけ違った歌を歌っている」
「それならいいね」
いや、めんどうくせえわ!
いつから我が国はホントのことを言ってはいけない国になったのか。
さて、コスパの良い店長おまかせセットを頼んだ。築地に開店して間もないころは確か3500円だった。それよりはだいぶ高くなったとはいえ、最近のおさかな事情を考えればそれでもだいぶお買い得だと思う。
◆今日のおまかせ
卵焼き、塩釜大トロ、宮城アイナメ、鹿児島鯵、三重鰆、茨城スミクイウオ、勝浦カツオ、山口煮アワビ、小笠原メカジキ、巻物、東京湾鱚、北海道北寄貝+松皮カレイ、あら汁
◆そのほか
お通し カンパチ
石川鰯、北海道アン肝ポン酢、ホタルイカ
◆今日の酒
播州一献、ZAO、堇露威吹
最近のAI、謝罪がタレントマネジャー並に過剰じゃないか ― 2026年05月14日 13:43
著作権とか言ってるが政治的だろうね ― 2026年05月18日 19:07
ネットニュースでも評判になった清水ミチコの「ホルムズ海峡冬(浮遊)景色」が視聴できなくなっている。
コロムビアなどの許諾を取ってなかったからみたいな話になってるが、政治的理由だろう。
著作権が問題なら、ユーミンの卒業写真(♪卒業写真のどこ見ても伊東市長がいない)とか、アダモの雪が降る(♪米がない)がスルーなのは整合性がない。
視聴禁止を擁護しているコメントには、原曲ファンを傷つけるとか、トランプを支持する人だっているのに一方的だとか書かれている。
大衆音楽というのは元々プロテストソングなわけで、ミュージシャンが権力者にすり寄ることはあまり非難しない人たちが、反原発などの時だけ「音楽を政治利用するな」とか言うのはどうかと。
なお、ホルムズ海峡の替え歌は、個人が撮影してインスタにアップしているものはまだ見られる。いずれ削除されるかもしれないのでご試聴はお早めに。
https://www.instagram.com/reels/DX0aIBlsXaq/
UAE発の運搬船
浮遊したまま
アラブの海域 荒れ模様
石油運ぶ船の群れは
誰も無口で
トランプだけに
キレている
おまえが一人連絡船に乗れ
舵を取って 責任とって
イランことするな
ああ ホルムズ海峡 浮遊景色
コロムビアなどの許諾を取ってなかったからみたいな話になってるが、政治的理由だろう。
著作権が問題なら、ユーミンの卒業写真(♪卒業写真のどこ見ても伊東市長がいない)とか、アダモの雪が降る(♪米がない)がスルーなのは整合性がない。
視聴禁止を擁護しているコメントには、原曲ファンを傷つけるとか、トランプを支持する人だっているのに一方的だとか書かれている。
大衆音楽というのは元々プロテストソングなわけで、ミュージシャンが権力者にすり寄ることはあまり非難しない人たちが、反原発などの時だけ「音楽を政治利用するな」とか言うのはどうかと。
なお、ホルムズ海峡の替え歌は、個人が撮影してインスタにアップしているものはまだ見られる。いずれ削除されるかもしれないのでご試聴はお早めに。
https://www.instagram.com/reels/DX0aIBlsXaq/
UAE発の運搬船
浮遊したまま
アラブの海域 荒れ模様
石油運ぶ船の群れは
誰も無口で
トランプだけに
キレている
おまえが一人連絡船に乗れ
舵を取って 責任とって
イランことするな
ああ ホルムズ海峡 浮遊景色
ひどい目に遭った ― 2026年05月20日 16:56
投手のプレイボール本塁打MLB初とかレギュラーシーズンの先頭打者ホームラン初、プレイオフでも大谷が初とか言ってるが ― 2026年05月22日 10:37
投手のプレイボールホームランMLB初とかレギュラーシーズンの先頭打者ホームラン初、プレイオフでも大谷が初とか言ってるが、
当たり前。MLB125年の歴史で、先発投手がスタメン1番打者だったのはたったの3回しかない。もちろんDH制が導入される前。
現代野球では大谷以外これからももうないだろう。
記録ってのはみんなが目指しているのになかなか達成できないものであって、そもそも最初から目指すことが不可能なことをやってるんだから。
同じ試合で、160kmの球を投げて140mのホームランを飛ばすような存在はもはやヒトとは言えないんだからほかの人間と比べるなよ、と。
最近、大谷ハラスメント批判があるせいか、NHKが大相撲やサッカーなどをメインにして控えめになってる気がする。
(*)記録上、スタメン1番だったが、実際に打席にたったかどうかは未確認。
当たり前。MLB125年の歴史で、先発投手がスタメン1番打者だったのはたったの3回しかない。もちろんDH制が導入される前。
現代野球では大谷以外これからももうないだろう。
記録ってのはみんなが目指しているのになかなか達成できないものであって、そもそも最初から目指すことが不可能なことをやってるんだから。
同じ試合で、160kmの球を投げて140mのホームランを飛ばすような存在はもはやヒトとは言えないんだからほかの人間と比べるなよ、と。
最近、大谷ハラスメント批判があるせいか、NHKが大相撲やサッカーなどをメインにして控えめになってる気がする。
(*)記録上、スタメン1番だったが、実際に打席にたったかどうかは未確認。
投手が打順1番になる可能性はあるのか ― 2026年05月23日 22:02
MLB125年の歴史で、先発投手がスタメン1番打者だったのは大谷選手を除くとたったの3回しかない。両リーグでDH制が導入されている以上、今後可能性がない。先発投手で1番DHというまるで同姓同名の選手が2人出場しているかのようなあり得ない大谷を除いて。
では、先発やスタメンでなければあるのか。例えば、スタメン1番野手で出場した選手が大量リードされた終盤、リリーフピッチャーを温存するために投球したという例があるそうだ。1番バッターはイチローなど器用な選手が多いから今後もありそうだ。なお、イチローが登板したときは2番ライトだったそうだ。
また、DHの選手が守備につくとDHが解除される。DHが守備についたことではずれた選手の打順にピッチャーが入るので、はずれたのが1番打者ならリリーフ投手の打順が1番になることはあり得る。
◆投手のプレイボール本塁打MLB初とかレギュラーシーズンの先頭打者ホームラン初、プレイオフでも大谷が初とか言ってるが
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2026/05/22/9855898
では、先発やスタメンでなければあるのか。例えば、スタメン1番野手で出場した選手が大量リードされた終盤、リリーフピッチャーを温存するために投球したという例があるそうだ。1番バッターはイチローなど器用な選手が多いから今後もありそうだ。なお、イチローが登板したときは2番ライトだったそうだ。
また、DHの選手が守備につくとDHが解除される。DHが守備についたことではずれた選手の打順にピッチャーが入るので、はずれたのが1番打者ならリリーフ投手の打順が1番になることはあり得る。
◆投手のプレイボール本塁打MLB初とかレギュラーシーズンの先頭打者ホームラン初、プレイオフでも大谷が初とか言ってるが
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2026/05/22/9855898
スズキがスズキ目をクビになった 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(31) ― 2026年05月26日 21:49
「今年はヒラスズキ(冬が旬)が出て来なかったですね」
「あることはあるんだけどね。なんて言うか」
「困ったな。スズキ(夏が旬)の話があるのに。夏になるまで書けない」
「そんなことないですよ。夏にならなくてもたまに出てます」
ということで、ようやく今年初めてスズキ科スズキ属の魚に会えた。スズキは四大好きなネタの一角。海と川の境界を行ったり来たりしているせいか、淡泊すぎるヒラスズキに比べ、味に独特のクセがある。
スズキ目は我々陸上の四肢動物も含めた脊椎動物の中で最大勢力だとこの連載の最初に書いた。
そんなスズキの大変な話を聞いた。何とスズキがスズキ目をクビになったというのだ。
どんな事情があるのか。
目、科、属といった現在でも使われている生物の分類法は300年も前にリンネという学者が考え出した。当時は、ダーウィンの進化論なんてまだ影も形もない。動植物を見た目の違いで分けるしかなかった。スズキ目の元になったのはヨーロッパではありふれたパーチという淡水魚。リンネはパーチの属名をペルカ属とした。種や属などの名称はラテン語風に付けるルールなのだ。
その後、解剖学などにより魚類のグループ分けが進む。
例えば、ウナギ目は長くてヘビのようにニョロニョロ、一見するとウロコがなく、粘液で覆われている。アナゴ科やウツボ科などがウナギ目に含まれる。同様にカレイ目、アンコウ目、フグ目など目立った特徴がある魚は分けやすかっただろう。
そんな中、パーチの属するペルカ目は取り立てて特徴がないよくいる魚っぽい形の種を取り込み、脊椎動物最大の目として拡大していった。おそらく日本の学者がペルカ目を訳すとき、パーチもペルカも日本人には分からないと思って、たまたまペルカ目の中にいたスズキを代わりの代表名にしてしまったのだろう。見た目もパーチに似ているという。
ところが、近年、遺伝子の違いから生き物の近縁、遠縁を調べる分子進化学が発展。そうすると、雑にまとめられたスズキ目の中に、遺伝的に大きな違いがあるグループがいっしょくたにされていることが分かってきた。
ひとまとめに扱えなくなったのでスズキ目が大解体。サバ目、アジ目などが別個な目として独立した。数え方にもよるが、一時は1万種を超える巨大勢力だったスズキ目は3分の1ほどに減り、スズメ目やコイ目などに抜かれた。スズキは元々いた旧スズキ目から新たに分かれたホタルジャコ目に連れて行かれた。300種ほどのこぢんまりとした目だ。ボスがいなくなったのにスズキ目はおかしいから旧スズキ目は本来のペルカ目(またはパーチ目)と呼ばれるように変わった。
スズキ科にはスズキ属しかなく、スズキ属には、スズキ、ヒラスズキ、タイリクスズキの3種しかいない。
国内最大勢力の組のトップに傘下の二次団体から組員が3人しかいない小さな組の組長が選ばれたような人事で土台無理だったのだ。
ホタルジャコ目スズキ科スズキ属(旧スズキ目から転籍)
◆今日の29貫
北海道松皮カレイ、鹿児島あじ、銚子金目鯛昆布〆、千葉スズキ塩・醤油、北海道ぼたん海老、東京湾カスゴダイ、勝浦かつお漬け、東京湾鱚しお・醤油、山口煮アワビ、北海道生たこ、赤貝塩・醤油、三重コチ、青森平目、東京湾タチウオ、三重青柳、東京湾エボダイ、千葉マハタ、北海道本マス、淡路島真鯛、熊本小肌、三重鰆、宮城アイナメ、茨城スミクイウオ、北海道アン肝、天草車えび、青森ムラサキウニ
◆そのほか
お通し スズキ・カンパチかま
島根岩カキポン酢、卵焼き
◆今日の酒
特別純米酒田酒、明鏡止水鬼辛純米、大信州、ハイボール
■のぶっこ 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(1)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/01/20/9748644
■寒鰆(カンザワラ) ピンク色は赤身白身どっち? 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(2)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/02/07/9753032
■豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました 番外 曇りSAKE
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/02/13/9753885
■黒鮪(クロマグロ) 海の可変翼戦闘機 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(3) スズキ目サバ科マグロ属
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/02/27/9757648
■アイナメ(鮎魚女)飯泥棒みたいな二つ名 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(4)カサゴ目アイナメ科アイナメ属
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/03/28/9757858
■初鰹は本当は旬ではない 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(5)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/03/28/9764356
■だいぶ遠い他人のアヤカリタイ 金目鯛 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(6)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/04/11/9767684
■本鱒(ホンマス) 区別に意味がないサケとマス 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(7)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/04/26/9771020
■ウッカリカサゴ、ユメカサゴ 仔魚を産むと思われていたのに 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(8)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/05/10/9774518
■鱚(キス) BSS(僕が先に好きだったのに) 白身は釣りたて締めたてはうまくない 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(9)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/05/25/9778112
■塩も体の膜を通る 鱸(スズキ) 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(10)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/06/12/9782032
■豊洲一の人気店・寿司大とは 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました 番外
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/06/26/9784957
■寿司大ってどうやって入る? 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました 番外
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/06/29/9785666
■新子(シンコ) 出世するほど評価が下がる 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(11)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/07/08/9787571
■ワラサ ハマチは禁句 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(12)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/07/26/9791486
■ニシン(鰊、鯡) 青魚は赤の他人のそら似 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(13)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/08/05/9794186
■親の七光りとは失礼な カスゴダイ 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(14)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/08/22/9797667
■白身魚はネコ型短距離選手 マゴチ(真鯒) 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(15)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/09/02/9800496
■主役降板はホント? マイワシ、サンマ 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(16)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/09/12/9802499
■鮭は白身 赤い理由が赤身と違う 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(17)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/10/15/9809531
■氷見のブリなんて誰も買わねーよ 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(18)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/10/25/9812578
■DHA、EPAは初鰹の8、10倍 カツオが戻ってきた 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(19)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/11/07/9815360
■やっと会えた海のピラニア 鮍 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(20)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/11/28/9820292
■初サバ 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(21)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/12/05/9821526
■フランスを救った東北の真牡蠣 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(22)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/12/23/9825613
■サヨリは悪口 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(23)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2026/01/09/9828406
■真鯛 釣った鯛に海老はやらないので化粧品の原料を食べてます 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(24)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2026/01/27/9833305
■ネギトロはネギなしで 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(25)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2026/02/09/9835772
■ホウボウ 鳴いて歩く 魚は我らの先祖 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(26)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2026/02/27/9838872
■海のクジャク ハッカク 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(27)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2026/03/13/9841881
■スミクイウオ 腹黒いわけ 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(28)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2026/03/31/9845434
■シラウオ(鮊)シロウオやシラスとは別物 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(29)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2026/04/15/9848542
■のれそれは誰の子ども? 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(30)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2026/05/09/9853356
■今日は店長おまかせセット 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました 番外
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2026/04/24/9850660
「あることはあるんだけどね。なんて言うか」
「困ったな。スズキ(夏が旬)の話があるのに。夏になるまで書けない」
「そんなことないですよ。夏にならなくてもたまに出てます」
ということで、ようやく今年初めてスズキ科スズキ属の魚に会えた。スズキは四大好きなネタの一角。海と川の境界を行ったり来たりしているせいか、淡泊すぎるヒラスズキに比べ、味に独特のクセがある。
スズキ目は我々陸上の四肢動物も含めた脊椎動物の中で最大勢力だとこの連載の最初に書いた。
そんなスズキの大変な話を聞いた。何とスズキがスズキ目をクビになったというのだ。
どんな事情があるのか。
目、科、属といった現在でも使われている生物の分類法は300年も前にリンネという学者が考え出した。当時は、ダーウィンの進化論なんてまだ影も形もない。動植物を見た目の違いで分けるしかなかった。スズキ目の元になったのはヨーロッパではありふれたパーチという淡水魚。リンネはパーチの属名をペルカ属とした。種や属などの名称はラテン語風に付けるルールなのだ。
その後、解剖学などにより魚類のグループ分けが進む。
例えば、ウナギ目は長くてヘビのようにニョロニョロ、一見するとウロコがなく、粘液で覆われている。アナゴ科やウツボ科などがウナギ目に含まれる。同様にカレイ目、アンコウ目、フグ目など目立った特徴がある魚は分けやすかっただろう。
そんな中、パーチの属するペルカ目は取り立てて特徴がないよくいる魚っぽい形の種を取り込み、脊椎動物最大の目として拡大していった。おそらく日本の学者がペルカ目を訳すとき、パーチもペルカも日本人には分からないと思って、たまたまペルカ目の中にいたスズキを代わりの代表名にしてしまったのだろう。見た目もパーチに似ているという。
ところが、近年、遺伝子の違いから生き物の近縁、遠縁を調べる分子進化学が発展。そうすると、雑にまとめられたスズキ目の中に、遺伝的に大きな違いがあるグループがいっしょくたにされていることが分かってきた。
ひとまとめに扱えなくなったのでスズキ目が大解体。サバ目、アジ目などが別個な目として独立した。数え方にもよるが、一時は1万種を超える巨大勢力だったスズキ目は3分の1ほどに減り、スズメ目やコイ目などに抜かれた。スズキは元々いた旧スズキ目から新たに分かれたホタルジャコ目に連れて行かれた。300種ほどのこぢんまりとした目だ。ボスがいなくなったのにスズキ目はおかしいから旧スズキ目は本来のペルカ目(またはパーチ目)と呼ばれるように変わった。
スズキ科にはスズキ属しかなく、スズキ属には、スズキ、ヒラスズキ、タイリクスズキの3種しかいない。
国内最大勢力の組のトップに傘下の二次団体から組員が3人しかいない小さな組の組長が選ばれたような人事で土台無理だったのだ。
ホタルジャコ目スズキ科スズキ属(旧スズキ目から転籍)
◆今日の29貫
北海道松皮カレイ、鹿児島あじ、銚子金目鯛昆布〆、千葉スズキ塩・醤油、北海道ぼたん海老、東京湾カスゴダイ、勝浦かつお漬け、東京湾鱚しお・醤油、山口煮アワビ、北海道生たこ、赤貝塩・醤油、三重コチ、青森平目、東京湾タチウオ、三重青柳、東京湾エボダイ、千葉マハタ、北海道本マス、淡路島真鯛、熊本小肌、三重鰆、宮城アイナメ、茨城スミクイウオ、北海道アン肝、天草車えび、青森ムラサキウニ
◆そのほか
お通し スズキ・カンパチかま
島根岩カキポン酢、卵焼き
◆今日の酒
特別純米酒田酒、明鏡止水鬼辛純米、大信州、ハイボール
■のぶっこ 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(1)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/01/20/9748644
■寒鰆(カンザワラ) ピンク色は赤身白身どっち? 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(2)
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■豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました 番外 曇りSAKE
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■黒鮪(クロマグロ) 海の可変翼戦闘機 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(3) スズキ目サバ科マグロ属
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■アイナメ(鮎魚女)飯泥棒みたいな二つ名 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(4)カサゴ目アイナメ科アイナメ属
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/03/28/9757858
■初鰹は本当は旬ではない 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(5)
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■だいぶ遠い他人のアヤカリタイ 金目鯛 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(6)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/04/11/9767684
■本鱒(ホンマス) 区別に意味がないサケとマス 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(7)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/04/26/9771020
■ウッカリカサゴ、ユメカサゴ 仔魚を産むと思われていたのに 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(8)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/05/10/9774518
■鱚(キス) BSS(僕が先に好きだったのに) 白身は釣りたて締めたてはうまくない 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(9)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/05/25/9778112
■塩も体の膜を通る 鱸(スズキ) 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(10)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/06/12/9782032
■豊洲一の人気店・寿司大とは 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました 番外
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/06/26/9784957
■寿司大ってどうやって入る? 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました 番外
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/06/29/9785666
■新子(シンコ) 出世するほど評価が下がる 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(11)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/07/08/9787571
■ワラサ ハマチは禁句 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(12)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/07/26/9791486
■ニシン(鰊、鯡) 青魚は赤の他人のそら似 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(13)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/08/05/9794186
■親の七光りとは失礼な カスゴダイ 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(14)
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2025/08/22/9797667
■白身魚はネコ型短距離選手 マゴチ(真鯒) 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(15)
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■主役降板はホント? マイワシ、サンマ 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(16)
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■鮭は白身 赤い理由が赤身と違う 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(17)
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■氷見のブリなんて誰も買わねーよ 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(18)
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■DHA、EPAは初鰹の8、10倍 カツオが戻ってきた 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(19)
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■やっと会えた海のピラニア 鮍 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(20)
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■初サバ 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(21)
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■フランスを救った東北の真牡蠣 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(22)
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■サヨリは悪口 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(23)
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■真鯛 釣った鯛に海老はやらないので化粧品の原料を食べてます 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(24)
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■ネギトロはネギなしで 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(25)
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■ホウボウ 鳴いて歩く 魚は我らの先祖 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(26)
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■海のクジャク ハッカク 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(27)
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■スミクイウオ 腹黒いわけ 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(28)
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■シラウオ(鮊)シロウオやシラスとは別物 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(29)
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■のれそれは誰の子ども? 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました(30)
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■今日は店長おまかせセット 豊洲おさかな図鑑-今日も寿司大に行ってきました 番外
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カリウム値から生命誕生の話 ― 2026年05月28日 12:48
前回の血液検査で、カリウムの値が引っかかり、生野菜をあまり食べないようにしていたのだが、今回は正常値。
「こういうところは採血してすぐに検査するわけではないので。輸送途中に細胞が壊れたりすると高めに出ることもあります」
なるほど、細胞膜にはナトリウム-カリウムポンプがあって「周りのカリウムが薄い体液」からカリウムをくみ上げてせっせと「カリウムの濃い細胞内」に送り込んでいる。細胞膜がやぶけると中のカリウムが流出してしまうわけだ。
細胞生物学の話がこんなところで出てくるとは。
なんで細胞内のカリウム濃度が高いかというと、地球に生命が誕生した環境がそうだったのだろうとされている。海水などよりカリウムなど多い場所として温泉のような地熱地帯などが考えられている。
そして、単細胞生物から多細胞生物が生まれる際、細胞の周りを満たす体液はその当時の海水(カリウムが少なく、ナトリウムが多い)をある程度反映しつつ、進化した。
血液中のカリウム濃度は低すぎても高すぎても致命的。エボラ出血熱などの死因は実は下痢による低カリウム血症が多いそうだ。
ところで、赤血球は細胞核のないゾンビのような細胞。核がないので細胞内でたんぱく質を作ることができない。それでもナトリウム-カリウムポンプなど既存のたんぱく質は機能を維持して働いているようだ。
「こういうところは採血してすぐに検査するわけではないので。輸送途中に細胞が壊れたりすると高めに出ることもあります」
なるほど、細胞膜にはナトリウム-カリウムポンプがあって「周りのカリウムが薄い体液」からカリウムをくみ上げてせっせと「カリウムの濃い細胞内」に送り込んでいる。細胞膜がやぶけると中のカリウムが流出してしまうわけだ。
細胞生物学の話がこんなところで出てくるとは。
なんで細胞内のカリウム濃度が高いかというと、地球に生命が誕生した環境がそうだったのだろうとされている。海水などよりカリウムなど多い場所として温泉のような地熱地帯などが考えられている。
そして、単細胞生物から多細胞生物が生まれる際、細胞の周りを満たす体液はその当時の海水(カリウムが少なく、ナトリウムが多い)をある程度反映しつつ、進化した。
血液中のカリウム濃度は低すぎても高すぎても致命的。エボラ出血熱などの死因は実は下痢による低カリウム血症が多いそうだ。
ところで、赤血球は細胞核のないゾンビのような細胞。核がないので細胞内でたんぱく質を作ることができない。それでもナトリウム-カリウムポンプなど既存のたんぱく質は機能を維持して働いているようだ。









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