感染後1年中和抗体存在 何を見てるのか?2021年05月20日 12:44

感染後1年中和抗体存在 何を見てるのか?
 横浜市立大の方法は、ウイルスの細胞への感染が結果的に阻まれているかどうかを見る技術。中和抗体の存在を確かめているのかどうかに関しては? 教科書的には、中和抗体とは、細胞の鍵穴(受容体 リセプター)にとりつくウイルスの鍵(結合サイト リガンド)に結合して、ウイルスが細胞に侵入できなくする抗体の事。この鍵の部分(コロナではスパイクたんぱく)が変異すると中和抗体が結合しにくくなる可能性がある。従来株に感染1年後、変異株に対しても70%ぐらいの人で効果があるのは、対従来株中和抗体と変異株との相性が悪くなっても中和抗体の量で圧倒しているのか、あるいは、変異してない部分に対する抗体(狭義には中和抗体ではない抗体)ががんばっているのか。この実験ではよく分からない。まあ、防げればどっちでもいいのかもしれないが。

◆新型コロナ感染後の中和抗体 1年後も9割以上で確認 横浜市大
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210520/k10013041211000.html

◆新型コロナ変異株に対するワクチン接種者の約9割が 流行中の変異株に対する中和抗体を保有することが明らかに
https://www.yokohama-cu.ac.jp/news/2021/20210512yamanaka.html

◆訂正 製薬は正確 >>変装芸能人vs追っかけが如き変異株vs中和抗体 今の所パパラッチの勝ち
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2021/05/13/9377119

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