抗体カクテルだけで1000億円? 抗体医薬は高値付け放題2021年10月02日 13:35

抗体カクテルだけで1000億円? 抗体医薬は高値付け放題
 抗体カクテル療法ロナプリーブ(カシリビマブ・イムデビマブ併用療法)は海外で2000ドルぐらいかかるという。日本政府は50万人分確保したと報道されている。1人分イクラの契約かは明らかにされてないが、それだけで1000億円ぐらいかかる事になる。新たにソトロビマブも承認された。以前、青色LEDが発売されたばかりのころ、LED信号機が電球信号機の10倍ぐらいの値段がした。1部品の原価が高いだけでそんなに高くなるはずないとLEDメーカーが言っていた。LEDは高級感があるから便乗して高値を付けていたのだ。抗体医薬も確かに工業的に化学合成できる薬物よりは製造コストがかかるが、だからといって、キイトルーダのように患者1人当たり1年で1000万円とかありえない。結局、研究開発、臨床試験に投じた開発費とどれだけの患者がいるかの勘案で価格をつけているのだ。

◆マブマブ,舌かみそうなコロナ薬,命名の意味は
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2021/09/28/9427740

◆新なコロナ薬 なぜ抗体薬ばかりか
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2021/09/07/9420500

◆コロナ"治療薬"なら日本企業でも可能だろうが
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2021/09/27/9427442

◆コロナ軽症用二つ目の治療薬「ソトロビマブ」を特例承認 厚労省
https://digital.asahi.com/articles/ASP9W4DW9P9WULBJ003.html

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