少年のポッケは色々詰まってる 洗濯論争 あなたはどっち派?2021年10月22日 12:01

少年のポッケは色々詰まってる 洗濯論争 あなたはどっち派?
 子どものころに見たホームドラマで池内淳子あたりのお母さんが新米のお手伝いさんに教えていた。「洗濯する前に、着物のポケットを調べて、何か入っていたら出してから洗うのよ」。そりゃ、そうだよね。自分も経験があるが、男の子のズボンやシャツのポケットには、小石や砂、虫、10円玉、100円玉、ひどい場合は釘とか実にいろいろ入ってる。このシーンが刷り込みになって、そういうのが当たり前なのだろうと思っていた。だが、親きょうだいは全く違う思想だった。曰く、「ポケットの中は着ている人間が確認するべき事」「そもそも女性の衣服にはポケットがなく、あっても、中にものを入れないからチェックする必要ない」「もし、大切なものがダメになっても、悪いのは入れっぱなしにした方」などなど。たまに入っている洗濯されたらダメになる少年の大事な物の具体例がすぐに思い浮かばないが、昔なら「苦労してやっと手に入れた女の子の連絡先のメモ」とかだろうか。それが自己責任というのは置くとして、100円玉や釘は洗っても大丈夫だが、ほかの服や洗濯機が壊れないだろうか。色の付いた紙を洗濯すると服に色がついてしまって取れないこともある。
 もちろん、大人になってからは自分の洗濯物は自分で洗っている。といっても手洗いしているのはマスクだけで、後はドラム式洗濯機が洗ってくれているのだが。しかし、実家でもう1回ぐらい着ようかなと思っている服を勝手に洗濯されてしまうことがある。曰く、「脱ぎ捨てたらそれはもう洗濯物であり、洗われても文句は言えない」。
 少年は大人になってもポケットにいろいろ入れている。チェックしない派のある人に聞いたら、夫のポケットに入ってるもので一番困るのはティッシュだそうだ。ほかの服まで白い破片が絡みついてしまう。ちなみにその人の息子はよくしつけられているのか、最初からポケットに異物を入れない子どもだったそうだ。
 あなたは、洗濯前にポケットをチェックする派、しない派、どっち?