接種率低く粉飾 内閣府の謎 コロナワクチン2021年10月20日 18:01

接種率低く粉飾 内閣府の謎 コロナワクチン
 日本のワクチン2回接種完了率は、内閣府によると、62.6%(10/19時点)。
接種者数79290829人/総人口126645025人
https://cio.go.jp/c19vaccine_dashboard

 ところが、首相官邸によると、接種率68.0%(10/20時点)
接種者数86088680人/総人口126645025人
https://www.kantei.go.jp/jp/headline/kansensho/vaccine.html

 内閣府が5%も低めに出るのは、医療従事者分(全人口の約5%)を接種者から引いているからだ。初期の頃、優先早期接種された医療従事者が接種者の大半を占めていたが、一般人でどれぐらいになるかの方が重要で国民の関心も高いという言い訳だ。しかし、一般人の接種率を知らせたいなら、分子だけでなく、分母からも医療従事者を抜かないとおかしい。そうすれば、現時点では全人口の接種率も一般人のみの接種率もさほど違わないだろう。
 これまで、内閣はいろいろ屁理屈で経済統計などをよく見せてきたが、接種率は悪くなる方に粉飾するとは意図不明。それに一心同体なはずの内閣府と首相官邸が接種率を違う数字にするのも奇妙な話だ。

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