押谷教授意味不明{インフル数十年の大変異コロナは数カ月}2022年04月09日 12:01

押谷教授意味不明{インフル数十年の大変異コロナは数カ月}
「インフルエンザで数十年に1回しか起こらないような大きな遺伝子変異が、新型コロナウイルスでは数カ月ごとに起きている」
 押谷教授はウイルスが専門ではないとはいえ、何を言ってるのか意味不明だ。インフルで数十年に1回と言うからには、Aソ連型やA香港型など新しいインフル(亜型)が登場して世界的パンデミックを起こす大変異(不連続変異)の事を指すと考えられる。これは鳥インフルとヒトインフルが同時感染したブタの中で両者のRNAが混ざり合うなどして、全く新しいインフルが生まれる現象。新亜型の登場に匹敵するのはコロナで言ったらSARS-Cov-1(サーズウイルス)とSARS-Cov-2(新型コロナ)のRNAが混ざってハイブリッドが生じるぐらいの大変異。もしそうなら、2019年に分離された武漢株のRNA配列で開発されたワクチンなんて全く効かなくなるはず。そんな大変異が数カ月ごとに起きてるなんて、一体何の話をしてるのか????だらけ。
 押谷さんは最初のころはまともなことを言っていたのだが。途中から・・・。
ある雑誌に(欧米は新型コロナを戦争のメタファーで語り、悪しきものを徹底的に殲滅するイメージがあるが)「⽇本は⼈知の及ばない強⼤な⼒があることを認め、ある程度は受け⼊れてきた」「天然痘を疱瘡神という神として祀った神社や寺があり、神として認めている。ある種の諦念を含んだ関係が、⽇本やアジアの社会の中にはあるのではないか」などと書いていた。前線に立つ医者が独特の社会観で諦めとか宗教家みたいなこと言っちゃっていいんだろうか。

◆論点「新型コロナ 第6波までの教訓」
https://mainichi.jp/articles/20220406/ddm/004/070/006000c