写真であり得ない間違い2019年11月20日 12:12

なぜあり得ないのかの解説は後ほど。
ヒント 「写真に」ではない。「写真で」。

愛人を女優にしたんだ感覚2019年11月18日 12:06

 「桜を見る会」問題の何が悪いんだ?
大の大人なのに、こんな事を言ってるのが何人もいる事に衝撃を受ける。
中高で政経・公民の授業まったく聞いてなかったのかと問い詰めたい。
公選法違反などについて丁寧に教えてあげたが、それは略。
「それは分かったけど、そんな事はまあ別にいいじゃないか」
 公選法違反はそんな事ではない。
「これまでの首相や欧米の首相なら辞めてます」

 以前、これとは別のスキャンダルについて、お笑い芸人のコメンテーターがやはり「何が悪いのか分からない」と言っていた。
 何故分からないのか。
昔、映画会社新東宝の社長が自分の愛人を映画の主役級に何度も強引にねじ込む事が非難された。その社長の記者会見で、「記事に女優を妾にしたと書かれているが、これは間違いだ。女優を妾にしたのではない。妾を女優にしたんだ」と言い放ったそうだ。
 タレントたちが「何が悪いのか分からない」のはまさにこの感覚だろう。
彼らの生きてきた世界では、プロデューサーの愛人だったらいい役がもらえるのは当たり前なのだ。ましてや、首相の身内や親友や後援者だったら、国や政府、高級官僚からいろいろ特別な扱いをしてもらえるのは当然で、何が悪いのか分からないのだ。
 先々週、重盛さと美がダウンタウンの番組で「芸能界で生き抜いていくためには、エロい人にも悪い人にも好かれなきゃならない」と発言し、周りが「そんな事ない」と必死に打ち消していた。そのあわてぶりがむしろ「そうなんだろうな」と印象づけた。
 こういう芸能界の非常識な慣行に疑問を覚えないタレントを一般社会の事件に対するコメンテーターやキャスターとして使うのはどうかと思う。さらに困った事は一般社会に生きている人間まで、金持ち、有力者、有名人が行政から特別扱いを受ける事が間違っていると思わなくなってきている事だ。

ユニリーバ代表取締役の闘病記2019年01月15日 07:21

昨日出した塩とたんぱく質制限の話。
主役はユニリーバ・ジャパン・ホールディングスの代表取締役。
ユニリーバって聞いても一般の人にはなじみがないと思ったのだが、同僚はそうでもないと。
 私は理系で学科の学生の就職先にもなるので、ユニリーバジャパンがまだ日本リーバだった頃から知ってる社名だが。普通はピーンと来ないでのは。

 しかし、
キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、ペネロペ・クルス、シャーリーズ・セロン、スカーレット・ヨハンソン、ナタリー・ポートマン、ダイアン・クルーガー、ジェニファー・ロペス、ナスターシャ・キンスキー、ジェニファー・コネリー、ブルック・シールズらを使ったCMで有名なLUXや、紅茶のリプトンの会社と言えば、分かりやすいのでは。

 それにしても、実力、オーラ、あらゆる面で圧巻の国際女優ばかり。
欧米、特にハリウッドではこのような一流俳優はCMには出ないのが常識で、アーノルド・シュワルツェネッガーがカップラーメンのCMに出た時は、絶対に日本以外では流さない契約。来日したジェームズ・キャメロン監督がそのCMを見て驚いていた。
 LUXもキャサリン・ゼタ・ジョーンズの時は日本限定だったそうだ。しかし、youtube時代の今、実効的には日本限定なんて無理。それにLUXに出た女優は大化けするという伝説もある。
 国際的な大女優がCMに出るのが当たり前になるきっかけを作った会社もしれない。