脱・脱炭素を提言 脱炭素社会ならダイヤの売買も禁止だよ2024年09月16日 16:55

脱・脱炭素を提言
 脱炭素社会を目指すなら、ダイヤの売買を禁止して、ゴルフのシャフトもテニスのラケットも金属製・木製以外認めず、ボーイングやエアバスの機体のコンポジットも排除しなきゃダメだよね。

燃えればみんなCO2

 「脱炭素」と聞いて、第一印象で違和感を覚えても、「炭素をなくす」なんてありえないんだから、裏読みや深読みして、「(炭化水素を主成分とする)石油や石炭などの化石燃料の使用をやめ、二酸化炭素の排出を抑制する」という意味だと義務教育レベルのリテラシーがあれば当然分かると思っていた。
 しかし、今の中等教育を受けた大人が、まるでAIかのように、言葉の意味を自分の頭で考え、理解するという能力が著しく欠けている現状を見るに、「脱炭素」は「社会から炭素をなくす」という意味だとマジに思っている人間が多くいる、むしろ、多数派かもしれないという気になる。
 海外の人がdecarbonization of societiesとかnon carbon societiesとか言ってるのを見たことない。
 英語でもindustrial decarbonization(産業活動の脱炭素化)、decarbonization of energy system(エネルギー源の非炭素化)等とは言う。それなら正しいけど、その一部を略して脱炭素と訳し、社会とくっつけるからおかしな用語になる。
  ただ、英語でも、Oil & Gas Decarbonization Charter(OGDC)「石油・ガス脱炭素憲章」は意味不明。石油や天然ガスから脱炭素して水素ガスを作る会社のPR用語みたいだ。
 「ハンドルネーム」とか「マウントを取る」とか「フライドポテト」とか、英語圏や国際社会では全く通用しないエセ日本英語を使うのは、英語を習う小学生や日本に来た外国人を混乱させるのでやめた方がいい。
 日本化学会の提言、まじめに検討してみてもいいと思う。

◆「脱炭素」と言わないで! 学会の提言や科学の進歩で変わる「教科書の常識」
https://www.asahi.com/edua/article/15415431

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