ローハイドを作った2024年02月13日 12:46

ローハイドを作った
実家の正月料理を再現したもの。元々は母方の祖母が関西(たぶん阪神間)に住んでいた時、近所の料理好きの主婦が自宅で料理教室を開いていて習ったそうだ。
見た目は地味だが、味は絶品。10日ぐらいは余裕でもつ保存食になる。
ローハイドというのは昔やっていたアメリカのドラマで、駆け出しのクリント・イーストウッドなどが演じるカウボーイが牛の群れを連れて移動する話。日本でも大ヒットしたそうで、両親にとっては青春の思い出だったのだろう。カウボーイたちが食べる干し肉のイメージで父親が勝手に名付けたのだが、味付けは和風。
自分は映画ブルーズ・ブラザースの酒場の営業シーンで、乗りの悪い曲にブーイングな酔客たちがローハイドに切り替えたとたん大喜びというのをよく覚えている。
この肉1枚が約150円だから、卸しから直接大量に買うにしても店で出せるようなコストじゃない。中流の下だった我が家としてはまさに正月のぜいたく。
父がまともに休みを取れるようになってからは、たれの調整は母、焼くのは父という分担だった。


1)肉屋で赤身の肉をすき焼きと焼き肉の中間ぐらいの厚さに切ってもらう。
2)肉を網で素焼き。
3)醬油、さとう、みりんでつけだれを作り、素焼きした肉をつける。母親が味見しながらカンで調整していたたれを自分は計量で何とか再現しようとしているが、今一成功してない。
4)たれに付けたものを網で焼きく。この付け焼きを3回繰り返して完成。

◆ローハイド
https://www.youtube.com/watch?v=ITZVXc5QypY&t=1s
◆ブルース・ブラザース ローハイドシーン
https://www.youtube.com/watch?v=RdR6MN2jKYs

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