理数難化で滋賀医大・熊大医人気爆上げ2022年12月02日 12:03

理数難化で滋賀医大・熊大医人気爆上げ
 その大学が自分にふさわしいかどうか、その所在地に郷土愛のようなものを抱けるかどうか。一番重要な相性の問題と全く無関係な志望行動をしてるってこと。共通テストが難しくなった時ほど逆張りで強気に動くべきというのも面白かった。自分があまり受験のことを知らないから新鮮なだけかもしれないが。

◆2022年共通テストの理数系難化が医学部・医大受験生に与えた影響は23年ではどうなるか 予備校専門家に聞く
https://www.asahi.com/edua/article/14780139

京都で同窓会2022年12月12日 08:55

京都で同窓会
今年の真の流行語大賞は「3年ぶりの」ではないかという説もある。さて、高校の京都同窓会に参加してきた。大阪、兵庫、奈良などに在住のOBが集まり、東京からも校長や理事長がやって来るという会。京都に住んでいる時に誘われ、それから出ている。同期が「20回目の今回こそは舞妓を」と招聘に異様にこだわっていて、2つの演目があった。こっちからしたら来賓みたいな感覚なのにビールをつがれるとちょっと恐縮する。エラい人の挨拶の時、隣の同期と夢中で話していたら、前の方のテーブルに座っているエラそうな先輩から「話を聞け。うるさいぞ」と思いっきり叱られた。「生徒が話を聞かないのは、生徒が聞きたいと思うような話をしない教師が悪い」というのが母校の教えだったんだけど。

無名の大ヒット歌手 ご冥福を2022年12月12日 15:26

無名の大ヒット歌手 ご冥福を
ご冥福をお祈りします。
今、MXが放映している「おれはX Xライダー 父のつくったカイゾーグ」も水木さんの歌声。肺がんの脳・リンパ節転移などに冒されても11月下旬にライブをしていたそうだ。本当に70過ぎてもマジンガーだった。
流行語大賞候補に引っかかっていたSPY×FAMILYのオープニングMIX NUTSが何週にもわたってチャート1位になるような今を作ったのが彼だ。いろいろひどい目に遭わされながら切り開いてきたわけで。地方に営業に行くと、バックバンドをやるミュージシャンの人たちがメチャメチャこわくて、「なんだ、ガキの歌か」と馬鹿にしてマジメにやってくれない。ひたすら下手に出て何とか演奏してもらった。アニソンでもチャートに入れるようになったのか、チャートに入れるようなバンドがアニソンを引き受けるようになったのか。いずれにしても水木さんがその道を一人で歩いていたわけで。

ニセ信玄餅ゲット 3年ぶり2022年12月15日 12:34

ニセ信玄餅ゲット 2年ぶり
 なぜか近所のスーパーでまた売っていた。
最初に金精軒が信玄最中という最中を発売。その後に、桔梗屋が信玄餅を発売。金精軒が商標侵害で訴え、勝訴。桔梗屋が信玄餅を桔梗信玄餅に改名。金精軒が桔梗信玄餅の類似品・信玄餅を発売、商標登録。つまり、和菓子に信玄の名前を付けたのは金精軒の方が先だが、実体としての信玄餅そのもののオリジナリティーは桔梗屋にあるという事になる。商標登録されている信玄餅の方が元祖だと誤解されているケースが多いらしい。

◆桔梗でない信玄餅 本家がどっちか調べた人がエライ
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2019/12/28/9194762

受験業界震撼の問題作 「今後の仕事大丈夫?」2022年12月16日 12:43

受験業界震撼の問題作 「今後の仕事大丈夫?」
 教育関係のルポで定評のあるおおたとしまさんの対談イベントを見てきた。最新著書は「勇者たちの中学受験」は物語風ノンフィクション。大型書店で平積みになっていてとてもよく売れてるようだ。もちろん私もおもしろかったが、良い反響も悪い反響もある問題作だ。
 コロナ以降だからかなり最近受験した小学生の親3人の体験実話を大手学習塾や中学などを実名のまま書いている。おおたさんは教育虐待や不登校の問題などもやっていて受験専門ではない。だが、受験業界も重要なネタ元であるフリーの教育ジャーナリスト。その彼が(あまりネタバレはしないが)、塾の講師からこんなひどいことを言われたなど大手学習塾や業界からにらまれるような事を書いている。実際、その塾の講師たちが激怒しているという噂も聞いた。
 フリーランスというのは自由ではなく不自由で、書きたいことを何でも好き勝手に書けるわけではない。故・野沢尚の「砦なき者」という小説がある。砦とはテレビ局や新聞社などのことを指す。砦に守られているからこそ書くべき事を書くという戦いに出られる面がある。その代わり、特に新聞社では、記者の勝手な思い込みではないか、ネタ元の一方的な見方、主張に引きずられていないか、もっと有り体に言えば、「訴えられても勝てるどころか、相手が訴える気をなくすぐらい完膚無きまで武装できているか」を厳しく内部チェックされる。今回の本はもしも大手報道機関の企画だったら、実名なのに一方的なため中立性に懸念があるなどの理由で没になるだろう。講師からこう言われたと子どもが言っていたという親からの又聞きの又聞きに証拠能力がなく、言った本人に確認ができない限り記事にできない。帰りの燃料を積んでいない戦艦大和のごとき戦い方ができるのも砦なき者のだいご味かもしれない。

◆中学受験で「子どもを守る親」になるには? おおたとしまさ×尾崎英子・作家対談
https://www.asahi.com/edua/article/14791508