巨人の星の話なんていらねえよと上司に言われたあの日 ― 2022年10月21日 10:36
昔、「巨人の星」(小惑星 Tokyogiants)を申請したグループから情報があったので、独自ダネで原稿を出そうとしたら、上司に「いらねえーよ。そんな話」と言われた。いや、「巨人の星」の話なのに他者が書いたら読売が悔しがるんじゃないかと思ったのだが。そこで粘って説得するほどジャイアンツを好きでもないというか、江川事件以来、あの球団と親会社の会長のやり口が大嫌い。なので、自分で原稿を書くのは断念した。しかし、情報源には冷たくしたくない。恩を売っておきたい。仕方ないので、読売の科学部系の知り合い(つくば支局長だった気がする)に電話し、「こういう話があるんだけど、そちらの天文担当が記事にしてくれないでしょうか」と頼んだら、すぐに記事になった。「マンガに阪神の星はない」と理不尽な理由で巨人と阪神一緒に命名を提案できなかったグループの虎吉が後日、悲願の優勝で改めて小惑星「Hanshintigers」を申請した際に再び知らせがあり、その時は天文担当がニュースやひとを書いた。目先の損得だけで行動するべきでないのはどの仕事も同じだ。
◆小惑星「カメンライダー」も 日本語にちなんだ科学発見のネーミング③【地学編】
https://www.asahi.com/edua/article/14747520
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