アニソン歌手なんてみかん箱で十分 水木さんの時代2022年06月28日 13:14

アニソン歌手なんてみかん箱で十分 水木の時代
♪胸ぐらを摑まれて 強烈なパンチをくらってよろけて・・・
 実家に戻っていた妹のスマホからアニメ「東京リベンジャーズ」のテーマOfficial髭男dism「Cry Baby」が。
♪争いあって 壊れかかった・・・
 法事の帰り、親戚の車の中でアニメ「SPY×FAMILY」のエンディング星野源「喜劇」が。
無名のヒット歌手・水木一郎は、若手時代、イベントの営業でみかん箱の上で歌わされたり、マイクもなく拡声機を使わさせられたりしたそうだ。アニソンが歌謡界の最下層だったからだ。「バックに付くバンドの人たちはとても怖く、アニメなんて馬鹿にしてるのでひたすら下手に出ないと演奏してもらえなかった」と言っていた。今となれば当時の子どもだったファンから尊敬されてるが。第一線のミュージシャンがアニメのためにわざわざ曲をつくり、普通にチャート入りしている現在を、水木さんやマジンガーの作曲家たちはどう感じているのだろうか。

◆作曲家・渡辺宙明さん死去 96歳「マジンガーZ」「ゴレンジャー」作曲
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2022/06/28/kiji/20220628s00041000081000c.html