おにぎり放浪2020年08月08日 12:45

おにぎり放浪
 仕事が終わって実家に電話すると、疲れて食欲がないのでおにぎりぐらいしか食べられないので買ってきてほしいという。さて、困った。親の世代にとって、おにぎりとは自分で作る物であって買う物ではない。だから、知らないのだ。都内にはコジャレタおにぎり専門カフェや、おむすび権米衛などの専門店が多い。だが、普通、おにぎりは昼か朝に食べる物であって、大抵のおにぎり専門店は午後3時、4時ぐらいで閉まってしまう。午後6時以降におにぎりを手に入れるのはそう簡単ではない。深夜までやっている大きめのスーパーだと午後7時ごろでもいろいろなおにぎりがまだ売っている事があるが、緊急事態宣言で、閉店が8時ごろになり、さらに家ごはんの人が多いため、総菜類は売り切れるのが早い。知る限り、遅い時間でも確実におにぎりが残っているのは、オリジン弁当ぐらいだが、以前駅前にあったオリジン弁当がなくなってしまった。
 特殊な人がおにぎりを買うコンビニでも午後7時ごろは品揃えが豊富な時間帯ではない。必ずあるのはシーチキンマヨネーズぐらいだが、母は味覚がまともなのであんな物は食べない。
 まず、午後8時まで営業してるはずのチェーン「おむすび ごっつ食べなはれ」を目指したが、まるで、つぶれたかのように閉まっている。次に、おにぎりを売っている米屋に転戦。閉店間際の7時に着いたが、売り切れ。もう諦めて、ちょっと距離のある総菜屋まで歩いたら、鮭とたらこのおにぎりが2個ずつ残っていた。
 おにぎりを食べさせ、3カ所探した事、おにぎりが欲しいなら昼ごろまでに伝える事を言い渡した。それから、1週間も立たない午後6時過ぎ、すべてを忘れて、また、おにぎりが欲しいと言われたので、切れた。つくづく自分は器が小さい。

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