ファイザーワクチン2回目50日空けて接種 抗体の推移は2022年02月04日 18:25

ファイザーワクチン1,2回目50日空けて接種 抗体の推移は
 ファイザーの新型コロナワクチン。1回目と2回目の間が3週間後というのは獲得免疫の応答を考えると短すぎるのではないか。そこで、意図的に50日間空けて接種し、近くのクリニックで抗体価を測ってみた。今、抗体価が非常に高い時期で、第6波に備えて意図的に接種を遅らせたのがうまくはまった。まず、接種の直前に感染歴がない事を抗体検査で確認。1回目接種後3週間でも抗体価が上がっているというサイトがあったので、4週間後にまず測ってみた。その後、50日後(2回目接種の直前)、2回目接種から2週間後、4週間後に測定。なお、新型コロナウイルスの抗体検査には世界的基準がなく、抗体価の絶対値にはあまり意味がない。この検査では、一応、10(AU/ml)以上であれば中和抗体があると判断している。分かったことは、

1)1回目接種だけでも1カ月後には十分な抗体量になる。
2)1回目接種から50日後でも基準値は超えたが急に下がっていてやや心許ない。
3)50日空けた2回目接種でも抗体価は急上昇し、1カ月後も高水準を保つ。
(ただし、1例なので、一般化はできない)

 クリニックの医師が当初、「そんなに短期間で変わらないから、しょっちゅう来る必要はないですよ」と呆れていたので、「グラフにしていろいろ考えるのが趣味みたいなもんです」と。「趣味にしてはお金がかかるのでは?」。「いや、競馬やパチンコに何十万も使う人に比べたら、よほどましな趣味だと思いますけど」

なお、通常通り3週間空けでやった場合の抗体のデータは下記のようなサイトがある。

◆院長のS抗体検査の推移
https://nakamura-heart.com/blog_category/%E5%8C%BB%E7%99%82%E3%82%B3%E3%83%A9%E3%83%A0/

◆ワクチン接種後の抗体、どのくらい残ってるの? 記者が自費で毎月測ってみた<新型コロナ>
https://www.tokyo-np.co.jp/article/146989

コロナワクチン接種後の副反応 半分以上気の迷い 論文に2022年01月31日 18:18

コロナワクチン接種後の副反応 半分以上気の迷い 論文に
以前、「コロナワクチン接種で起きる頭痛の8割は気のせい」という話を書いたが、総合的な解析をした論文になった。頭痛や疲労感など全身性(注射跡が痛いなど局所的でないもの)の副反応に関して、接種1回目の76%、2回目接種の52%がワクチンと関係ない偽薬効果との結果。偽薬でいい影響が出るプラセボ効果に対し、ノセボ効果と言うそうだ。ワクチンを打たれたと思い込む事自体が心理的ストレスとなって、反応が起きてしまうという事だろう。籠もりがちの高齢者が、初めての場所に行って、待たされ、問診を受け、痛い注射を打たれればそれなりの負担。
 ネットで読まれそうな話なんだが、あまり出てない。

◆Frequency of Adverse Events in the Placebo Arms of COVID-19 Vaccine Trials
A Systematic Review and Meta-analysis
https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2788172

◆ワクチン頭痛 8割気のせい 偽薬でも27%が訴え
https://kajiyan.asablo.jp/blog/2021/06/19/9389511

オミクロン株は肺炎になりにくいと言うけども2022年01月27日 13:44

オミクロン株は肺炎になりにくいと言うけども
 気管支の細胞と肺の細胞を使った比較実験で、オミクロン株は、気管支の細胞だとデルタ株や従来株の70倍も増殖効率が高いが、肺の細胞だと逆に10分の1以下になるとの結果。もし本当なら次のようなメカニズムが考えられる。新型コロナウイルスが細胞に侵入するための鍵穴(リセプター)に構造が少し違う2種類がある。一方は肺の細胞に主にあり、もう一方は気道(のど)の細胞に多い。デルタや従来株はどちらにもソコソコよくくっつく。オミクロン株は変異で鍵(スパイクたんぱく)の形が変わり、のどの細胞の鍵穴には非常によく結合するようになったが、肺の細胞の鍵穴にははまりにくくなった。
 しかし、こういうメカニズムは、鳥インフルについてかじった事のある人なら誰でも思いつくような事だ。そういう予断に基づいた仮説を立てて実験すると、故意か無意識か分からないが、そういう結果になりやすいという事が医学生物の世界ではよくある。誰かがそういう論文を書くと、また、それに引きずられて、似たような実験結果が集まってくるということもある。特に、新型コロナ現象のようなニワカ参入者が多いと起きやすい現象。鵜呑みにするのは、医科研あたりが、分子レベルで受容体とスパイクの結合の変化を解析するぐらいまで待った方がいいかと思う。
 それに、これはこのグループも言及しているが、肺炎はウイルスが肺の組織に感染して起きるとは限らず、むしろ、免疫の過剰反応でサイトカインが異常に分泌し、それが血液で全身に巡り、肺に炎症を起こすということもあるので、肺に感染しなければ肺炎にならないとは言えない。
◆HKUMed finds Omicron SARS-CoV-2 can infect faster and better than Delta in human bronchus but with less severe infection in lung
https://www.med.hku.hk/en/news/press/20211215-omicron-sars-cov-2-infection

VS.オミクロン 治療薬期待度ランキング2021年12月25日 12:04

VS.オミクロン 治療薬期待度ランキング
1 パクスロビド(ファイザー 飲み薬) 一番効きそう
2 モルヌピラビル(メルク 飲み薬) オミクロンでも効くはずだがもともと効果が弱そう
3 mRNAワクチン(ビオンテック/ファイザー、モデルナ) 感染阻止効果はかなり落ちるが、重症化防止はある程度効く
4 ロナプリーブ(抗体カクテル ロシュ) ほとんど効かない

 なので、オミクロン株軽症の際はパクスロピドをお勧めする。

 1)パクスロビド。プロテアーゼ阻害剤。細胞内でウイルスRNAの設計図を元につくられるウイルスたんぱく質はプラモデルの部品のようにつながって出て来る。これを切り離すカッターがプロテアーゼ(たんぱく質分解酵素)。パクスロビドはこのカッターにくっついてウイルスの組み立てを邪魔する。ウイルスごとに切るたんぱく質が違うため、カッターの形も違い、阻害剤は異なるウイルス間で転用できない。そのため、ウイルスごとに特化した薬がつくられ、活性が非常に高い。また、ウイルスの膜表面のたんぱく質が変異しやすいのに比べ、プロテアーゼは変異してしまうと本来の機能が果たせなくなり、ウイルスの増殖に支障が出るため、この薬が効かなくなるような変異は起きにくい。そのため、オミクロン株にもよく効く(はず)。
 2)モルヌピラビル。RNA合成酵素阻害剤。細胞内で、ウイルスのRNA合成酵素がRNAをつくるのを邪魔する。RNAの部品によく似た化合物で、RNA合成酵素が部品と間違えて使ってしまい、正常なRNAがつくれなくなる。レムデシビル、アビガンなども同じ。やはり、変異の影響を受けにくいはずだが、そもそもの効果に疑問符が付く。これら3つはいずれもインフルやエボラなど他のウイルス用に開発されていた薬の転用で、何にでも効くが切れ味はいまいち。モルヌピラビルも「入院・死亡リスクを約30%下げる」程度だと死亡率で有意差の出なかったレムデシビルと大差ない。
 3)mRNAワクチン。従来株のスパイクたんぱく質に対する抗体がスパイクたんぱく質の変異によってオミクロン株に結合しにくくなっていると考えられるが、変異していない場所に結合する抗体ががんばっているのだろう。
 4)ロナプリーブ。2種類の抗体を混ぜたものだが、効果が著しく落ちているということは、両方ともオミクロン株で大きく変異してしまった部位に結合する抗体なのだろう。なお、単体の抗体医薬ソトロビマブ(GSK)はそこそこ効くようdふぁ。

>>フランスは、22日、メルクの臨床試験の結果が当初期待していたほどではなかったとして発注をキャンセルし、代わりにファイザーの飲み薬を調達する方針を明らかにするなど、ヨーロッパでは対応が分かれています。
◆メルクのコロナ飲み薬 欧州で対応分かれる 厚労省あす承認審査
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211223/k10013401361000.html
>>ウイルスの増殖を抑える能力を示す「中和活性」がこれまでの変異ウイルスなどに比べて少なくとも1000分の1に低下したということです。
◆抗体カクテル療法 オミクロン株に効果期待できず 投与推奨せず
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211225/k10013403691000.html

1650億で政府調達した薬が無駄に? 抗体医薬とワクチンの違い2021年12月18日 12:13

1650億で政府調達した薬が無駄に? 抗体医薬とワクチンの違い
 菅前首相が1人分31万円、50万人分調達した抗体医薬ロナプリーブは「(感染を防ぐための)中和活性がオミクロン株に対しては保てていない」。1650億円の税金が無駄になりそうだ。まあ、もともと掛け捨て保険みたいな物かもしれないが。しかし、ワクチンの方は「ファイザー社を始め、複数の研究グループは、追加接種した人の体内で作られた抗体はオミクロン株にも有効という実験結果を示しており、感染や発症を防ぐ効果は期待できるとみられている」。この違い。体内に侵入したウイルスのたんぱく質に対して、そのたんぱく質の様々な部位に結合するいろいろな抗体ができる。抗体医薬は1種類の抗体のみを厳選して増やしたモノクローナル抗体。ロナプリーブは2種類のモノクローナル抗体を混ぜた物だが、オミクロン株でこの2つの抗体が結合する部位が変異して大きく形を変えてしまっていると手も足も出ない。ワクチンで体内にできる抗体は無数の物が混ざっているので、その中にオミクロン株でもあまり変化していない部位に結合して従来株と共通に効く物があるのだろう。

◆抗体カクテル療法「ロナプリーブ」、オミクロン株に「効力が低下」
https://digital.asahi.com/articles/ASPDK4WJNPDKULBJ007.html

◆ワクチン追加接種、オミクロン株に有効?不確実でも各国急ぐ3回目
https://digital.asahi.com/articles/ASPDK5R1KPDKULBJ015.html

PCRで変異株は確認できない これを機にニュースも正確にしてほしい2021年12月17日 12:34

PCRで変異株は確認できない これを機にニュースも正確にしてほしい
 アルファ株の事をまだ英国型変異とか呼んでた頃ぐらい前々から気になっていた。よく、テレビのニュースなどで「東京都のPCR検査で○○株が△割を占めた」というが、これは間違い。PCR検査では、どの変異株か断定できない。PCRはその変異株に特徴的な変異があるかどうかを確かめているだけ。実際にその株かどうかは国立感染研などで遺伝子解析して初めて決まる。例えば、PCRでアルファ株に特徴的なN501Y変異があっても、同じ変異がベータにもガンマにも(そしてオミクロンにも)あるからどれだか分からない。日本にはベータ、ガンマがほとんど入ってきてないので、ほぼアルファに間違いないと推定はできた。デルタ株に特徴的なL452R変異だって、イータ株(アメリカ由来)やカッパ株(インドの二重変異株)にもあるので見分けがつかない。同様に、都のオミクロン株判別用のPCRが現場に投入されても、本当にオミクロン株かどうか確定するには遺伝子解析が必要。PCRで疑いが出ても、それを感染研などで解析するのにその日のうちには結果が出ない。速報するなら「○○株【とみられる】【の疑いがある】感染者が△割を占めた」と言うべきだ。

◆オミクロン株に独自の判別方法 市中感染の監視へ検査拡充 東京都
https://digital.asahi.com/articles/ASPD3645FPD3UTIL03M.html

インチキ試験データで国産ワクチンを通すなんて正気の沙汰ではない2021年12月08日 17:01

インチキ試験データで国産ワクチンを通すなんて正気の沙汰ではない
 数々の薬害を経験して、厚労省は先進国でもトップクラスに厳しい承認審査システムを作り上げてきた。国産ワクチン奨励のためにその場しのぎのインチキ承認制度をでっち上げていいのか。数万人規模の大規模臨床試験での有効性試験はできないから、先行ワクチンと比べて抗体が十分出来ているかで判定するという。しかし、日本で現在使われている新型コロナワクチンは抗体(液性免疫)だけで効いているわけではない。塩野義が作っている組み換えたんぱく質やKMバイオの不活化ワクチンにはない、細胞性免疫を誘導する効果がある。江戸の火消しのごとく、ウイルスに乗っ取られてしまった細胞ごとぶちこわす免疫だ。これがmRNAワクチンやウイルスベクターワクチンの効果が高い理由ではないかという説もある。さらに、安全性はどうなるのか。2万人に接種する臨床試験でも見つからなかった血栓や心筋炎が起きている。それよりもずっと小規模ではもっと確率の高い副反応も見過ごされる恐れがある。まあ、組み換えたんぱくや不活化ワクチン、そして、アンジェスのDNAワクチンは一般的に効果が劣るとされてるから、効きが悪い分、安全性も高いかもしれないが。

◆塩野義、コロナワクチン「一定の有効性」 初期治験
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF0432C0U1A201C2000000/
◆塩野義の開発中ワクチンに有効性、2回接種で回復者と同等の抗体量
https://www.yomiuri.co.jp/national/20211204-OYT1T50161/

オミクロンへの効き同じでも 元々効果に疑問 モルヌピラビル2021年12月05日 13:04

オミクロンへの効き同じでも 元々効果に疑問 モルヌピラビル
「モルヌピラビルは、オミクロン株でも効果が変わらないと期待できる」というのは正しいが、もともとどれぐらい効くのかに疑問符が付く。最終成績は中間報告の時ほど良くないとの発表があったが、死亡率に関しても有意差があるのかどうか。
 モルヌピラビルは核酸誘導体といい、AZTや帯状疱疹の特効薬アシクロビル、C型肝炎の特効薬などと同じで、弱い抗がん剤のようなもの。ウイルスから人間まで全生物に共通するRNA合成を妨げるので、基本、どんな生き物にとっても毒だ。で、構造式を見る限り、ウイルスに特化した飾り付けが少なく、細胞を殺さずに本当に効くのか????
 モルヌピラビルも元はインフル用に開発されたRNA合成酵素阻害剤。レムデシビル、アビガンもそうだが、抗ウイルス薬のプロたちは、やはり、そのウイルス専用に開発しないとダメなのではないかと言っている。一方、ファイザーのパクスロビドは、プロテアーゼ(たんぱく質を切る酵素)を阻害する薬だ。プロテアーゼはウイルスの種類によって切る対象のたんぱく質が違うため、阻害剤の構造も大きく違うので、流用は全く効かない。当然、パクスロビドは新型コロナウイルスに特化して開発された薬だろうう。

◆オミクロン株にも効果期待…承認申請のメルク製飲み薬、重症化リスク3割減 
https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20211204-OYT1T50017/
https://www.yomiuri.co.jp/medical/20211204-OYT1T50017/

確率で騙す厚労省 若年層ワクチン2021年12月04日 12:55

確率で騙す厚労省 若年層ワクチン
 社会防衛のためには接種可能な全人口がワクチンを打つことは利益になる。しかし、そのために個人の利益が多少犠牲になってしまうリスクはある。
ドイツのように個人の人権をある程度蹂躙する強制で社会を守るのと、厚労省のように騙すのとどっちがいいのだろうか。
この引き上げは、後で罪に問われないための逃げかもしれない。

◆心筋炎を「重大な副反応」に 厚労省、警戒度引き上げ 共同通信
https://nordot.app/839455145033760768?c=39546741839462401

>>一方で心筋炎などは新型コロナ感染の合併症として起こることもあり、その頻度はワクチン接種後よりも高いことが分かっている。
>>そのため厚労省は「接種によるメリットの方が副反応などのデメリットよりも大きい」として引き続き接種を推奨する。

 若年層を含めた全世代で接種のメリットの方がデメリットより大きいと結論するには、未接種の若年人口100万人あたりで、新型コロナに感染して心筋炎を起こす人数
(=100万人×[若年層が新型コロナウイルスに感染する確率]×[若年層が新型コロナ感染した場合、心筋炎を起こす確率])と、若年人口100万人当たりの接種後心筋炎を起こす人数を比べなければならない。
 ワクチンを接種した場合、若年層が心筋炎を起こす確率は100万人あたり20人ぐらい。接種しない若年層が新型コロナウイルスに感染した場合、心筋炎を起こす確率は0.1%ぐらい。しかし、これは感染した場合なので、感染しなければ確率はゼロ。感染する確率が0.5%ぐらいだったら、感染で心筋炎を起こす人数は5人にしかならないのだ。
 実際はどれぐらいなのかという疫学データが日本にはないので比較ができない。アメリカはこういう疫学調査をして、その結果からどの年代でも接種のメリットはデメリットは大きいと結論した。感染する確率が高いから当然で、日本のように感染する確率が低いと、若年層では微妙になってくるのだ。

◆お茶大で1コマ,コロナの話をしてきた
http://kajiyan.asablo.jp/blog/2021/11/21/9441961

オミクロンが凶悪化してる可能性は低い どんな株でもそうだが2021年12月03日 08:01

オミクロンが凶悪化してる可能性は低い どんな株でもそうだが
 お茶大の講座で、「ワイドショーは変異が多くなるほど攻撃力も防御力も最強の超凶悪スーパーウイルスになるかのように煽る」と話した。オミクロンもラスボスかのように大騒ぎするかと思ったら意外に冷静。
 例えば、戦闘機を改良するとしよう。攻撃に耐えられるよう装甲を分厚くする。火力を高めるため、大きな機関砲を積み、威力の大きいミサイルもたくさん搭載。重くなって飛べなくなるのでエンジンを強力なものに変える。すると、燃費が悪くなり、あっという間に燃料がなくなって墜落する。そこで燃料タンクを大きくして航続距離を伸ばす。こんな戦闘機は大きく重すぎて運動性が悪くなり、小回りの利く敵機の餌食だ。あれもこれもと欲張ると、結局どれも中途半端になってしまう。そんなすべてに秀でている変異株は人為的に淘汰してもなかなか生み出せないが、ましてや自然感染でたまたま生まれてくる確率は非常に低い。
百歩譲って、オミクロン株では、これまでのワクチンで出来たスパイクたんぱくに対する中和抗体の効果が著しく落ちたとしても、RNAポリメラーゼ阻害剤であるモルヌピラビルやプロテアーゼ阻害剤であるパクスロビドは有効。それら多剤にも耐性を得るため、RNAポリメラーゼやプロテアーゼまで変異を重ねたら、自己増殖サイクルの本分を保てるのかどうかはなはだ疑問。