国旗を燃やす権利を認める米憲法 ― 2025年10月24日 18:04
昔、ロスの法律事務所に集う弁護士たちの群像劇L.A. Lawというドラマが深夜に放送されていた。ロス暴動を題材にするなどエンターテインメント性と社会性を両立させていた作品。
こんな民事訴訟案件があった。
独立記念日のパレードに参加していたベトナム帰還兵の退役軍人が急に星条旗に火をつける。それに逆上した青年が襲いかかり、重傷を負わせる。
被害者の退役軍人が加害者の青年を訴えた損害賠償請求裁判だ。
原告は裁判で星条旗を燃やした心情を証言する。仲間の追悼のためにパレードに参加したが、政府の要人には弔う気持ちも省みる気持ちもなく、自分たちはただただ彼らに利用され、道化を演じていることに馬鹿らしくなり、怒りを覚えたと。
一方、被告の青年は、「暴力を振るったことは悪かったが、幼いときにベトナム戦争で父を亡くし、その思い出をけがされたと感じ、カッとなってしまった」と語る。
そして、原告側弁護人が弁論。
「合衆国憲法修正第1条は、国旗を燃やす権利を表現の自由として認めています」
後から知ったのだが、もちろん、憲法の条文に「国旗を燃やしてもいい」と書いてあるわけではない。
アメリカには国旗の焼却や破損を犯罪とする州法などが存在したが、連邦最高裁は国旗冒瀆を有罪とする法律は憲法違反であると判断した。当時、最高裁は保守派の判事が多数だったにもかかわらず、国旗の焼却も憲法が保障している表現の自由に含まれるとしたのだ。星条旗の下に国民の統合をうたい、教室の中にも掲げられているあのアメリカですら、なのだ。
日本で言えば相棒シリーズを超えるような超人気ドラマがこういう題材を扱う。
で、自民・維新合意の(三)。
矛盾が問題だというなら、明治時代にできた外国国章損壊罪を廃止すればいい。
https://o-ishin.jp/news/2025/images/624de5f22900f6e88e892abb49d3fc70ef3cac92.pdf
こんな民事訴訟案件があった。
独立記念日のパレードに参加していたベトナム帰還兵の退役軍人が急に星条旗に火をつける。それに逆上した青年が襲いかかり、重傷を負わせる。
被害者の退役軍人が加害者の青年を訴えた損害賠償請求裁判だ。
原告は裁判で星条旗を燃やした心情を証言する。仲間の追悼のためにパレードに参加したが、政府の要人には弔う気持ちも省みる気持ちもなく、自分たちはただただ彼らに利用され、道化を演じていることに馬鹿らしくなり、怒りを覚えたと。
一方、被告の青年は、「暴力を振るったことは悪かったが、幼いときにベトナム戦争で父を亡くし、その思い出をけがされたと感じ、カッとなってしまった」と語る。
そして、原告側弁護人が弁論。
「合衆国憲法修正第1条は、国旗を燃やす権利を表現の自由として認めています」
後から知ったのだが、もちろん、憲法の条文に「国旗を燃やしてもいい」と書いてあるわけではない。
アメリカには国旗の焼却や破損を犯罪とする州法などが存在したが、連邦最高裁は国旗冒瀆を有罪とする法律は憲法違反であると判断した。当時、最高裁は保守派の判事が多数だったにもかかわらず、国旗の焼却も憲法が保障している表現の自由に含まれるとしたのだ。星条旗の下に国民の統合をうたい、教室の中にも掲げられているあのアメリカですら、なのだ。
日本で言えば相棒シリーズを超えるような超人気ドラマがこういう題材を扱う。
で、自民・維新合意の(三)。
矛盾が問題だというなら、明治時代にできた外国国章損壊罪を廃止すればいい。
https://o-ishin.jp/news/2025/images/624de5f22900f6e88e892abb49d3fc70ef3cac92.pdf
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