閣僚の過半数が中高一貫校出身2024年09月25日 13:17

閣僚の過半数が中高一貫校出身
 たまたまではなく、不祥事が続いていたからだろう。自民党の旧来のシステムでは、組閣のたびに派閥の人数に比例して各派に大臣枠を割り振り、派閥の中で当選回数の多い順に大臣にする。所管する省庁のことを何も知らない高齢議員が大臣になり、官僚のカンペと代理答弁で乗り切る。
 しかし、不祥事がかさんで、それにより大臣のすげ替えもするのに、何も分かってなくて失言するかもしれない人を大臣にするわけにいかない。自ずと、政策通で一般社会のルールも一応わきまえている官僚や銀行など出身の議員から選ぶしかなくなる。
 2世、3世が圧倒的に慶応のエスカレーターが多いのは昔から。選挙区は遠くても東京の自宅から通うのに、親の力のお受験で入れる三田がいいのだろう。
 新首相の組閣ではどうなるか。

◆日本のノーベル賞受賞者の高校は 9割が公立出身 「受験勉強で測れる以外の能力や資質が決定的な場合も」
https://www.asahi.com/edua/article/15404535