宇宙の広さは有限だが果てはない事を教えてくれた19世紀の名著2022年05月23日 12:31

宇宙の広さは有限だが果てはない事を教えてくれた19世紀の名著
 子供の頃に読んだ「二次元の世界」(ブルーバックス)の新訳改訂版が出ていたので、甥っ子に、これを読めば「宇宙に果てはあるのか」「宇宙の外はどうなってるのか」といった疑問の答えが自然に分かると勧めた。小学生でも理解できる寓話のようなSFであり、しかも優れた啓蒙書になっている。この19世紀の名著を読んでいたおかげで「宇宙の広さは有限だが果てはない」というモデルがすんなり類推できた。モデルに過ぎず、証明はほぼ不可能に近いくらい難しいが。最近も「宇宙の端の奥はどうなっているのか?」という質問を受けたので、とりあえず、これを読めば、「宇宙は4次元的な球の表面の3次元的な球面のような存在。宇宙の外は我々3次元生物には認識できない」ということが理解できるはずだと答えておいた。ただ、「自分はこれを小学生の時、原著(英語版)で読んだ」などとのっけから自慢話の序文が付いているのが余計。

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