ブチャ虐殺は自演 ソ連も昔同じ事を言ってた2022年04月18日 08:21

ブチャ虐殺は自演 ソ連も昔同じ事を言ってた
ブチャの虐殺は、ウクライナ軍の犯行だとロシアが主張しているらしい。前にも聞いたような話だなと思うのは、カチンの森事件だ。
<1943年、ソ連に侵攻したドイツ軍がロシア領「カチンの森」でポーランド将校4千数百人の遺体を発見し、その数年前にポーランドに侵攻したソ連が連行して虐殺した捕虜だと発表。ソ連はナチスドイツの犯行だと反論。90年代の情報公開で、ソ連軍が命令でやった戦争犯罪であることが明らかになり、ゴルバチョフ書記長がポーランドに謝罪した>。捕虜の移送記録とかポーランド人2万人の殺害を指示したスターリンの署名入り文書とかが見つかった。このニュースを見たとき、まず驚いたのはあの恐怖政治時代の公文書が残っていたことだ。歴史とは権力者や為政者が恣意的に操っていいものではなく、後世の国民が検証するべき共有財産であるという強い意志を感じた。そういう信念を持った官僚がいる点は、都合の悪い公文書を「これはただのメモだ」とか言って気軽に破棄する日本より旧ソ連の方がマシだなと。ロシア軍の戦争犯罪を証明するのは困難と日本の識者がよく言ってるが、今度も誰かが証拠を保存しているのではないかと期待してる。