ズルでパスの国産ワクチン打ちたい人いる? 日本のワクチンの将来のため無償で実験台になる崇高な方々?2021年07月13日 08:21

ズルでパスの国産ワクチン打ちたい人いる? 日本のワクチンの将来のため無償で実験台になる崇高な方々?
 河野大臣が年内にも投入できる国産ワクチンもあるとか言ってたが、国民側にも国産薬に対する盲目的な信頼を感じる。ワクチンの有効性を確かめるには数万人規模の臨床試験が必須だ。1000人だと発病するのはせいぜい10人ぐらい。仮に、接種でそれを2人に抑えられたとしても科学的な証明にならない。そこで、先行した独米のmRNAワクチンのデータを元に、血液中に同じように中和抗体ができていれば承認するという抜け道を厚労省とメーカーが組んで画策している。しかし、血液中に抗体ができることは補完的なデータにはなるが、効果がある証拠としてはまったく不十分。そんなインチキ、チートが許されるなら、中露印の国産ワクチンだって申請できる。
 さらに安全性はどうするのか。いくら仕組みが同じでも、ワクチン本体が微妙に違うし、添加物も製法も違う。数万人規模でやっても分からなかった血栓や心筋症が起きている。季節性インフルのワクチンは、新たな臨床試験はせず、抗体価などで評価してるが、毎年株だけ変えて何十年も同じ製法で作り続けてきたもの。
 アンジェスのDNAワクチンなんて使われた実績がない。
 もともとmRNA医薬を作るノウハウは日本にあった。工業的な生産技術の確立も容易だろう。しかし、あくまでも実験室での技術。多数の人に打った時に何が起きるかは臨床試験をしない限り分からない。今回、ファイザーは数億人規模の人体実験データを手に入れることができた。国内メーカーが1000人ぐらい実験した所でとてもたちうちできない。そのために、日本人が数十万人、数百万人、事によったら数千万人、無料で実験台になってくれるならとてもありがたいだろう。たとえ犠牲者が出ても補償はすべて国が肩代わりしてくれる法律がある。どうでもいいコロナ対策に10兆円も計上して揚げ句に申請詐欺を横行させるぐらいなら、その10分の1でも使って、大規模臨床試験に補助を出すべきだった。

◆第一三共 コロナワクチン 年内にも数千人規模の臨床試験実施へ
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210712/k10013133761000.html

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