新型コロナ存在せずの根拠がコッホのバカらしさ2021年05月01日 12:16

新型コロナ存在せずの根拠がコッホのバカらしさ
新型コロナウイルスがコッホの4原則を満たしてないから存在しないというトンデモ理論に対して「おおむね満たしている」という医学研究者からの反論がある。そんな検証自体時間の無駄だ。いくらコッホが偉大でも、ウイルスの存在もDNAもRNAも知らなかった時代の経験則がそのまま現代に通用するわけがない。
「病原体候補を実験動物に感染させると同じような病気になり、その病巣から同じ病原体が検出される」。
 そんな事を言ったら、C型肝炎ウイルス(HCV)はどうするのだ。HCVは基本、人間以外の動物に感染しない。チンパンジーなら無理やり感染させる事はできるようだが、現代の科学研究ではチンパンジーを病気の実験に使えない。さて、免疫不全マウスに人間の肝臓細胞を植え付けて人間の肝臓を持ったマウスをつくることができる。このマウスのヒト肝臓にはHCVを感染させられる。ところが、このマウスの肝臓は病気にならない。HCVそれ自体には毒性や病原性はなく、HCVに対する免疫反応で起きる炎症が肝炎や肝硬変や肝がんの原因であるという説を裏付ける(これも広義の病原性だが)。免疫システムを持たなければ病気にもならないのだ。献血血液をPCR検査する事でHCVの新規感染はほぼなくなった。特効薬で既感染者からのHCV排除もできる。効いてるかどうかモニタリングするのもPCRだ。おかげでHCVによる肝がん発生が激減している。それでもHCVがC型肝炎の原因ウイルスであることを否定するのだろうか。
 大昔のエラい先生が言った事を満たさなければ証明できない。それは科学ではない。
 かつて、京大が「われわれの祖先はホヤだという生物学の常識」を覆す発見をした。我々の祖先はホヤではなく、ナメクジウオだったというのだ。で、教授に「どうして、ホヤが我々の祖先だというのが長年の常識だったんですが?」と質問したら、「昔、生物学のエラい先生がそう言ったのがずっと常識になってたんです」。「どうしてそう言ったんですか?」。「形態からの印象でしょう。単純な構造の物の方が古いと考えたんだと思います」って、オイッ!
◆本学名誉教授 大橋眞氏の活動に対する苦情について
https://www.tokushima-u.ac.jp/docs/22379.html

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://kajiyan.asablo.jp/blog/2021/05/01/9372860/tb