欧米死亡率日本を含むアジアの100倍? これも統計でウソをつく法2020年06月29日 18:20

欧米死亡率日本を含むアジアの100倍? これも統計でウソをつく法
 日本を含むアジアの人口当たり死者数は欧米の100分の1。死亡率が100倍?。この議論で忘れられているのは、感染者数当たりの致死率だ。例えば、ニューヨークはすでに人口の2%の感染者がPCR検査で見つかっている。サンプル調査による抗体保有率は何と20%。東京都の抗体保有率は0.1%。抗体保有率は現在・過去を合わせた新型コロナウイルスに感染歴のある人の率だ。ニューヨークは東京のざっと200倍の感染率なんだから、感染者数全体に占める致死率は同じぐらいであっても、人口当たりの死亡者数は100倍でも不思議ではない。
 日本全体、米国全体の抗体保有率は分からないが、PCRで判明している陽性者数累計は人口当たりで約50倍。見かけ上、人口当たりの死亡者数が低いが、実際に低いのは死亡率ではなく、人口当たりの感染者数とみるべきだろう。なぜ死なないのかではなく、日本を含むアジアではなぜ感染率が低いのかを調べるべき。
 インフルはアジアでも欧米と同じように流行る。しかし、HIVは欧米に比べ日本の感染率が異様に低い事が知られている。検査に行く人が少ないだけで、実際は感染者は欧米並みにいるんだというコロナと同じ説があったが、献血での陽性率などを調べるとやはり日本は少ない。地理的要因なのか、生活習慣なのか、遺伝子なのか。

(be report)日本のコロナ死者なぜ少ない 交差免疫、BCG、遺伝子…?
https://digital.asahi.com/articles/ASN6V5CY7N6TUCLV00V.html?iref=comtop_8_08