都の陽性率の間違い 来週急上昇の可能性も 子供でも分かる2020年05月09日 10:03

都の陽性率の間違い 来週急上昇の可能性も 子供でも分かる
 東京都が初めて、新型コロナウイルスの検査陽性率を発表した。
計算式を見ると、

陽性率=陽性者数/検査実施件数(陰性確認を除く)

 陽性者数は人数だ。人数を件数で割ってはいけない。そんな事は小学生でも分かる。問題は何故そんな分かりきった間違いをあえてするのか。
 都が発表している検査実施人数のデータを見ると想像がつく。
「医療機関等での検査人数~は含まれていない」とあるのだ。何故含めないのか。同じ人が複数の医療機関で検査している場合などは、名寄せができないため、実施件数は出せても、実施人数が分からないのではないか。分かるにしても、ものすごく時間がかかるのかもしれない。実施件数はただ数えるだけ。何なら、検査装置にカウンターを付けておくだけでいいぐらいだ。
 では、人数と件数はどれぐらい違うのか。例えば、5/7の実施件数は1715人。そこから医療機関などの分を除いた都の分は212人。これに対し、実施人数は111人でおおよそ倍ぐらい違う。しかし、医療機関の実施分は、3月までは0件だが、4月以降は都の検査を抜いている。そちらがメインになっているのに実際の実施人数の何倍か分からない。
 都の発表する陽性率は実際の倍かそれ以上に薄められた数字と考えておいた方が良さそうだ。
 ただし、これはあくまでも検査を受けた人の陽性率。濃厚接触者や医師が検査を必要と判断した中から厳選された人の陽性率なので、市中の陽性率を反映していないことは言うまでもない。
 また、実施件数の把握には時間がかかると言っているので、連休中に実施件数が減った分のしわ寄せで、来週の陽性率が跳ね上がる可能性がある。連休明けに感染者が急増したと早合点する人が出ないか心配だ。

写真は一昨年のおでん。今年のとは具材の店が違う。

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