西野亮廣の記事に? 制度が勤続疲労とは2020年01月16日 17:25

西野亮廣の記事に?
 西野亮廣の絵本が舞台になるというインタビュー記事があった。
その中で、「鎖国を決めた人にも、その人なりの正義があって。でも200年ぐらい経った時に、そのシステムが勤続疲労を起こして開国した」
 勤続疲労という言葉があるのを初めて知った。長年働き過ぎたサラリーマンが不調を起こす事を皮肉って90年代にできた造語らしい。だが、これは人間に対して使う言葉だ。西野は鎖国という「制度」が破綻した事を言ってるのだから、この場合は無生物に対する用語、本来の金属疲労でないとおかしい。西野本人が文を書いているなら、意図的に変な言葉を使うこともありえるが、これは西野の話を聞いて書き起こしているのだからそれはない。このインタビューの筆者のフリーライターはプロ野球の記事なんかも書くらしいから、ピッチャーの肩の勤続疲労などと混同したのだろうか。まさかいくらなんでも本来の金属疲労を知らないという事はないだろう。