詫びのワイン届く 営業の電話がウザいと評判の輸入販社から2019年12月16日 18:50

 セールスの電話がしつこくてウザいとネットで噂になっているワインの輸入販売会社から「詫びのワイン」が届いた。
 10年ぐらい前からたまに買うようになったが、かかってくるのは年に2、3回なので特にウザいとは思ってない。ディスカウンターのように安くはないけど、好みに合うワインなので特に不満もなく。まあ、いらない時はきっぱり断る人間なのでいいのかも。ただ営業の担当が誰になっても、電話の前置きが余計で、セールストークが薄長いのにはウンザリ。イラチな私は、「こういうワインがいくらだ、買うの、買わないの、どっち?」ぐらい手短にしてほしい。
 さて、いつものように営業の担当から電話がかかってきた。ちょうど2週間後ぐらいにホームパーティの予定があったので、保存用も含めて12本注文することに。いつもは赤だけだが、白が好きな人もいるので、一部は白に。
 その週の土曜に届くというので、土曜に宅配を待っていたが、届かなかった。土曜は会社と連絡がつかない。日曜も一応待ったが、届かず。日付を勘違いしたかと思って、週明け月曜に電話すると、担当は「いや、ちゃんと土曜に届くよう手配がされているはずです」と驚き、「調べます」。しばらくして、折り返しがあり、「手違いで出てませんでした」。
 担当が言うには、届けられるのは最短でも1週間遅れの次の土曜。ただし、先に出せるのは半分の6本で、残りは後日になるとの事。しかも、半分は同じ蔵のややグレードの高い物しかなく、値段も少し高くなるとの事。
 本来、最初の取引であれば送料(1080円)1回分で済んだはずが、2回に分けて送るため、送料が2回分になるというが、驚いた事に、それを当然のように私に負担させると言うのだ。
 ホームパーティーがなかったらキャンセルにしてたが、仕方ないのでその条件で承知した。
私の受けた迷惑をまとめると、

1)土日、届かない宅配をムダに待たされた
2)本来、1回分の送料だったのに倍の2回分負担しなければならなくなった
3)一部のワインの内容と値段が少し変わった

 これだけの事をしておきながら、言葉で謝るのみで、何のフォローもない。

 さらに驚く事があった。
1週間遅れでワインが届くのを待っていたら、同社から電話あり。また何か手違いがあったのかとウンザリして出たら、全く別な社員から全く別なワインのセールスの電話。注文したワインがトラブって約束の日に届かなかったのを待っている最中になんという無神経な事をするのかと言ったら、その別な社員はトラブルの事を全く知らなかった。客に迷惑をかけている情報を社内で共有せず、知らないまま電話するとか信じられない。
 とりあえず、支払いを保留して、何かフォローがあるのを待っていた。そのうち、すっかり忘れてしまい、しばらくして担当から「支払いがまだです」という電話があった。やはり、「この前は済みませんでした」の一言もない。なぜか、2回に分けて送られた一方には振込用紙がついていたのに、もう一方には振込用紙が同梱されてない。一方だけ払うと、また、担当が「もう一つあります」と電話をかけてきた。「どうして2つあるんでしたっけ?」とヒントを出したのだが。改めて振り込み用紙を送ってきて、いつまでに払いますかと。自発的気づきに期待したのだが、これは、もうダメだなと。で、サイトのカスタマーサポートの問い合わせフォームに書き込むと、担当の上司から電話があり、「事実関係はすべておっしゃる通りで、2度目の送料負担はおかしい」と認めた。で、2度目の送料はまからんのか聞いたが、無理。お詫びの印として、送料の3倍ぐらいのワインを送ると。
 好みでもない中途半端なワインを送られても大して嬉しくないが、でも、ブログのネタにはなるなと。