フジは社員に放送禁止用語教えてないの? 発禁用語多過ぎで長谷川発言の酷さを伝えられないマスコミ2019年05月26日 15:44

 昔、島田伸助の漫才で、「芸能レポーターがわざと挑発するような事をさんざん言い、カッとなって『この野郎』と胸ぐらをつかんだ所だけを放送される。その前までさんざん言われている所は流さない」と文句を言っていた。島田は続ける。「だから、いいこと思いついた。この野郎って言って胸ぐらをつかむ瞬間に放送禁止用語を挟んでやればいいんだ。そうすれば放送できなくなる」
 まるでこれを実践したかのような長谷川豊・元フジテレビアナウンサーの発言。
「マスコミは長谷川発言をオブラートに包んで曖昧に伝えていて、それがどれほど酷い発言だったか伝わっていない」と怒っている人がいた。
 だって、しょうがない。放送禁止用語だらけで正確に伝えることが不可能なのだ。どれぐらい酷いか。生の発言を見ていない人のために説明すると、もし、この発言で使われている放送禁止用語のうちの1つを1回でもアナウンサーがテレビで発したら、すべての番組を降ろされ、テレビに映る仕事は一生させてもらえないくらいあり得ない発言なのだ。
 本人は「差別に無知だった」というような謝罪をしている。いや、そういうレベル以前の問題。テレビで放送できない言葉は講演会でも言っちゃダメでしょう。フジテレビではアナウンサーにどの言葉が放送禁止に指定されているか教えてないの?